父子家庭の保活
[最終更新日]2021/03/22
ざっくりいうと
- 父子家庭は12月の「一斉申込み」なら問題ない。
- 年度途中は「早いが即ではない」
- 保活しなくても最強クラスの持ち点。
※無職両親と同居 or 自身が無職だと別です。
父子家庭の保活は正直いって、やる事は余り無いです。
でも、申込めばすぐに入れるかといえば、状況によってはそうもいきません。
なので、父子家庭になるタイミングは実はとても大切な要素といえるでしょう。
年度途中の入所タイミングだと即時入所は難しい
保育園は一斉入所が毎年4月に行われます。
そこで基本的に席は全て埋まります。
なので、年度一斉入所のタイミングを逃してしまうと「入所の優先順位が一番」となっても、「席が空くのを待つ」という状態になります。
よくネットで「ひとり親なのに入れない」という悩みがありますが、恐らくその多くは「途中入所」だと思います。
役所は基本的に点数上の便宜は図ってくれますが、定員を増やすという事はしません。
してくれた場合は奇跡に近いか、園側が予め突発案件枠を用意していたかだと思います。
一斉入所の申込みは前年度の12月で締め切られる。
一斉入所が4月だから、と安心して痛い目に遭うこともあります。
基本的に途中入所の場合は「希望月の前月10日まで」が多いですが、一斉入所だけは別で前年度の12月までです。
詳しい日付は自治体によりますが、年を跨ぐ事はまずありません。
なので、一斉入所で子供を保育園に入れたいと考えているひとり親の方は、基本的には12月までには離婚を確定して申込みをしなくてはいけません。
離婚で頭が一杯なのでこういった「それから」の事が抜けてしまうケースが結構多いみたいです。ご注意を。
余程の激戦区で無い限り、ひとり親は入れる。
保育所に関しては、余程の事が無い限りはひとり親は最優先で入れます。
何せ生活がかかっているからです。
2馬力家庭と1馬力家庭では問題の重さが全然違います。※児相案件の次くらい。
なので、基本的には一斉入所でひとり親が入所の不承諾になる事はないでしょう。
もしなったとしたら、多分以下のどれかにあてはまります。
- 両親と同居
- 両親が無職で60歳以下
- 両親が働いていて裕福
- 自身が無職
- 希望保育園を絞り過ぎ
保活は一般の家庭の場合は「加点主義」になりますが、僕達シングルの場合はどちらかといえば「減点主義」です。
元々の点数は高めに設定してもらっているので、こういった「減点項目」がどれだけあるのかで自分の立ち居地が見えてきます。
とはいえ、ひとり親の優先入所は国も各自治体に通達している「優先事項」なので、大概の場合は一斉入所なら入れるみたいです。
「待機児童」となるのは年度途中入所が殆ど。
多くのひとり親の「保育所に入れない」「待機児童になった」の叫び声は「年度途中」の入所の場合です。
離婚をしてすぐに保育園に申請を出すも「席が空いていない」為に待機児童になるケースです。
これは仕方が無いです。
何せ席が空いていないのだから。
後、案外増えているのが「年度途中に加えて自宅から近い保育園だけ」を希望する人だそうです。
僕はこれに驚きました。 それは流石に無茶だと思います。