離婚直後は真っ先に「保活」をしよう。半日で終わるから大丈夫。
[最終更新日]2021/03/22
別記事:父子家庭の保活
ざっくり言うと
- 市役所の「児童育成課」等の子育て福祉担当部署へ行く。
- そこで保育園について聞く。
- そのまま、近所の保育園3~4園の申請を済ませる。
つまり、保活は半日で終わる。
注意:印鑑だけは絶対に忘れない様に。住民票とかは役所で取れる。
父子家庭の保活は半日で終わる
「父子家庭の保活」で父子家庭と保育園入園の状態について書きましたが、「具体的に何をすれば良いのか?」という問い合わせを結構頂く様になりましたので具体的な流れを記事化しました。
すぐ終わるで。
1.市役所の担当部署へ行く。
これだけやったら後は教えてもらえる
真っ先にすべきはこれです。児童福祉担当の部署へ行きましょう。窓口で聞けばすぐ「あそこ」と教えてくれます。
児童福祉を担当する窓口は「保育園」「学童保育」「児童手当」「児童扶養手当」を全部まとめて担当しているはずです。唯一「ひとり親医療証」だけが別窓口になっています。
児童扶養手当も一緒に申請してしまう
児童扶養手当の申請もまとめてすれば二度手間も防げます。というか受付の人が「児童扶養手当とかの申請は済みましたか?」と聞いてくると思います。
聞かれない場合は自分で聞きましょう。「ここで申請できますか?」と。
2.そこで保育園について聞く
聞けるのは「保育園が何処にあるか」と「空きがあるか」だけです。
- ※各保育園の特色まではわからないみたい
- ※年度途中はまず「空きは無い」です
- ※一斉入所は12月申請の翌4月入園です
3.そのまま、申請を済ませる。
どの自治体にも「保育園・こども園マップ」があると思いますので、それを見ながら申請する保育園を第一~第四くらいまでの希望に絞ってしまいましょう。
ちなみに、無認可の情報は自治体によりけりみたいです。
情報を揃えている自治体もあるかもしれませんが、行政が関わっていないので園マップには組み込まれていないと思います。
僕の場合は「ここにある」とMAPを指さして教えてくれました。
父子家庭は点数的にはMAXに近いので安心して良い。
狂ったように調べたよワシ!
父子家庭の入園ポイントは大体が以下の通り。
- 別居親がフルタイム扱い(満点)
- ひとり親加点がつく
- 二人目(兄弟同園)加点より2~3点は高い。
- 加点項目では精神疾患系・生活保護世帯の次に強い。
僕は「それでもダメならどうしよう」と心配で心配で仕方なかったので、複数の自治体を調べたり問い合わせたりしていました。
公表されている得点票を見る限り、実家から独立、父子家庭でフルタイム勤務の点数を越えるのは恐らく以下3ケースのみ。
- 「生活保護世帯」
- 「精神疾病などに申請」
- 「児童相談所が間に入っている家庭」
この場合です。緊急性が高いケースですね。無認可に預けてスライド入園を狙っている世帯より父子家庭は強いみたいです。これも緊急性の話だろうなと思います。無認可の場合は既に預け先が有る訳ですから。
※自治体によって加点は全く違ってくるのでご注意ください。
心配すべきは「得点」より「時期」だ。
こっちでこけてる人多いよ
保育園は定員ありきの世界です。なので得点トップであっても定員MAXの園であれば「空き」が出るまで待つ形になります。正直、そっちの問題が深刻です。
こればっかりは父子も関係ありません。 現実的な解決策としては
- まずは「遠くても」保育園に入れる。
- 入所即日に「転園届」を出す。
※新規入所より転園組の方が「加点」がつくので優先度が高い。 - 後は転園が通るまで根性で耐える。
※結構、ポコポコ「空き」って生まれてました。転勤?
これしかないです。
とにかく結論:父子家庭の保活は半日で終わる。
僕は保活にはかなりの時間と労力をつぎ込みました。
が、残ったノウハウは「市役所に行って書類を出せばいいだけ」というものでした。保活は本当に都市伝説が多いです。
それをネタに商売をしている専門家までがいる。「役所に出す嘆願書の書き方講座」とかビックリしました。そんなもん意味ある訳ないじゃん。あったら大問題だよ。
僕ら父子家庭はタイム・イズ・マネーです。しなくて良い事は避けて、すべき事にだけ目を向けましょう。
>>次は「児童扶養手当・ひとり親医療証の申請をしよう」