子供が独りでできるようになった。だからこそ、それを見ててあげよう。
[最終更新日]2021/03/23
ざっくり言うと
- 子供が独りでできるなら、後ろでそれを見ててあげよう
- 子供は「できる姿を親に見てて欲しい」生き物。
- 「自分でできる」様に成長したとしても「独りでさせる」のはまた違うのだ。
子供が自分で自分の事をできるようになった。だからこそ見ててあげよう
成長のゴールデンタイム開始やで
子供が自分の事をできるようになったから「自分でさせている」という親御さんは多いと思います。
下の子が生まれるとその傾向は一気に拍車がかかる印象です。
下の子の世話が優先となり、上の子は「自分でやっといてね」となるケースが保育園では殆どでした。
子供は増えても親は増えない訳ですから当然っちゃ当然です。
ですが、年長くらいまでは親が「子供が自分でできる」姿を毎日見てあげた方がいいと思います。
明確な理由がある訳じゃないけれど、保育園で感じた皮膚的感覚です。
子供は「できる姿を親に見てて欲しい」生き物
子供にとったら「自分で自分の事ができる」のは数少ない親への「えっへん<(`^´)>」アピールの一つだと思います。
保育士の先生に見せるのとは根本的に違うイベントです。子供にとったら保育士の先生に見せるのはリハーサルのようなもの。
親の前が正に本番です。
子供の世界はまだまだ狭い。だから1日に起こるイベントなんて少ないし、その一つ一つの重みが全然違う。
大人にとっては毎日の繰り返しでも、子供にとっては毎日やってくる数少ない大イベント。だから、しっかり見てあげるのが良いと思う。
子供の小さな自負心・自尊心が確かに育っていくはずです。
幾つかのご家庭を見ていて気付いた
他人様の様子から学んだのだ
実はこれ、他のクラスの子を見ていて気付かされた事でした。
ママは下の子の部屋に行ってしまい、上の子はポツンと。自分でできる年齢ではあるものの、やっぱり寂しそうな顔をしています。多分、一緒に下の子の部屋に最初に行って、それから自分の部屋にママと一緒に行くのが理想だったのでしょう。
親にとっての最適な行動と、子供にとっての最適解がずれた瞬間だったと思います。自分でできる事は自分でさせる。それはとても大切な事だと思いますが、だからといって「独りでさせる」のは違う。
とても大切な事を気付かせてもらった気がしました。
大人は「任せる事が子供には嬉しいイベント」と受け止めがちですが、子供は「任せられる+できてる所を見てて欲しい」生き物なのです。
ちなみに、僕で代わりが務まるのかなぁとチャレンジしてみました。
俺が見ててやろうか!
ダメでしたw。多分、僕は保育士と同列の扱いだw ママパパとは格が違い過ぎるw
>>次は「説明書なんて捨ててしまえ」