小さな感謝を示す習慣を。
[最終更新日]2017/07/30
ざっくり言うと
- 娘は未だに自転車の前カゴに乗っている。
- 交差点で譲ってくれる車がでた時に僕は手が空かない。
- ならばと、感謝を示す事を娘に託した。
娘は未だに自転車の前カゴに乗っている。
娘(4歳)は未だに自転車の前カゴに乗っています。
前カゴの体重制限はメーカー規定で13㎏。娘は既にオーバー15㎏。
そろそろ後部座席の方へ、と考えたりもしたんですけど、本人が前を非常に気に入って譲りません。
それはそれで困るのですが、僕個人としても
- ○前カゴは娘が視界に入るので安心。
- 基本的に一体感が凄い。
- 一方、後部座席は全く見えない。
- 「見えない不安」が大き過ぎる。
- 実際に寝落ちして頭がブランブランな子を何人も見てきた。
- ○事故の際にも個人的に守りやすい。
- ハンドルで挟む位置なので娘の位置をコントロールしやすい。
- 最悪は手で引っこ抜く。
- 自分の身体で娘を包める位置にあるのがデカい。
- 自分が娘のクッションになれる。
- 後部座席を守る運転って僕には良くわからない。
- 咄嗟の遠心力で振り落としてしまいそう。
- ハンドルで挟む位置なので娘の位置をコントロールしやすい。
といった理由から、前の方が良いと思っています。
ただ、過重状態だけが気になるので、DIYで補強しようかなと思います。
あと、こんな無茶な事する訳ですから、自転車のタイヤは絶対に一般のタイヤではなくて、専用の頑丈なタイヤでないと駄目ですね。
話が逸れました。戻しましょう。
交差点で譲ってくれる車が出た時に僕は手が空かない。
これ、子育てママ・パパなら誰もが経験していると思うのですが、子供をのせている時(特に前)ってハンドルがかなり重たいです。
その為、電動であっても走り出しが結構辛い。一方で加速すると今度は質量が仇となってブレーキが急ブレーキになりやすい。
つまりは片手運転ができないので、交差点で譲ってくれる車への意思表示が軽い会釈くらいしかできないのです。
僕はバイクのピースサインばりに手でしたい派なので、勝手に申し訳なく思っていました。
後、娘に「譲ってもらったらありがとうをしよう」と教えていたのでもう少し目に見える形で振る舞いたいなと。
そこで僕なりに解決策を見出しました。
ならばと、感謝を示す事を娘に託した。
娘も早4歳。
段々と人見知りも減ってきました。
内弁慶なので僕といると強気です。
そこで、僕が「両手が塞がっているから」という理由で、代わりに娘に車に感謝を伝えてもらう事にしました。
結論としては大正解。
娘も「パパとの共同作業」という認識みたいで、楽しそうに止まってくれた車に手を振っています。
気分が良い時は「ありがとう~」と叫ぶことも。
感謝をする事をもっともっと日常に、といいますか「身近なもの」として身に付けて欲しいなと思います。
僕は僕で、タイミングが微妙な時は「行くべきか、待つべきか」と迷ったりする事もしばしばだったのですが、今回の役割分担を機に「基本は車に委ねる」という形を徹底するようにしました。
この方が娘にも車と自転車の距離感を示せるかなと。微妙な距離の時は基本車を先にいかせる、といった様な。
何せ微妙な距離で万が一の事が起こった場合、裁判で勝てても自転車は天国に召されるリスクを背負う訳です。
もう全く割に合いません。
コントロールできるリスクは限りなく0に近付ける。
その前提から考えると「止まって譲ってくれる車が出るまで、自転車が止まって待つ。」が確実だと思います。
最近は自転車が横断歩道に入ろうとしていても「行っていい?行っていい?」とギリギリまで鼻先を突っ込んでくる車が多いです。
一方の自転車にも「轢ける?こっち自転車だけど?」という態度で無理やり突っ込むのも多い。
お互いが我の張り合いをしているケースが本当に多くなった。
君子危うきに近寄らず、です。