育児書、育児理論は「女性目線」だから気にするな!
[最終更新日]2021/03/23
ざっくり言うと
- 世の中の育児書・育児理論は「女性目線」だと思った。
- 「男性目線」の育児書なんて存在しない。
- 父子家庭の育児は自分で切り開くしかない。
世の中の育児書は「ママ目線」だと思う。
別記事の「育児書は捨てよう」と感じていたのはこういうこと。多くの父子家庭を不安にさせるのは「育児書」や「育児理論」です。
- 魔の○歳児
- イヤイヤ期
- 絵本の読み聞かせ
- 上の子の赤ちゃん帰り
- ママの愛情が大切
まだまだ色んな言葉が出てきますが、基本的にスルーでいいです。
育児書・育児理論はママ目線でできている
こういう事です。父親が読む必要は基本的にありません。僕には何一つ役に立ちませんでした。1人でも多くの父子家庭が「育児書にはこう書いているから、○歳の時にはこれをせねばならない!」という強迫観念から解放されることを願っています。
正直、母子手帳すらいらない。成長の記録用紙として持っておきましょう。
男性目線の育児書なんてない。
男性目線の育児書はありませんでした。父子手帳なるものが徐々に地方自治外に登場しているようですが、内容は育児書でも何でもない。
「ママを応援するハウツー本」+「パパを育児戦力にする為の教育書」
正にこんな感じでした。完全にママ目線なんです。というか育児部分は母子手帳の内容とほぼ同じ。
この父子手帳なるもの、
- 自分専用の「手帳」で父親の自覚を促す。
- 男に「赤ちゃん」を理解させる
- 男に「育児」を理解させる
- 夫婦で育児を組み立てる様に促す。
- 夫婦間のコミュニケーションを増やす
- 「俺イクメン!」な達成感を感じてもらう。
- 「ママの大変さを理解してもらう」
- ※ママの心理面の解説とかがやたら細かい
こういう目的で出来上がったものだと思います。ていうか、これ作ったの女性なんじゃないの?子育てというより産後のママケア本みたいな感じでした。
あ、もちろん母子手帳と似たような「子供の発達段階」についてや「予防接種」等の情報は勿論ありますよ。
ただ、母子手帳との違いが良くわからないものでした。
父子家庭の育児は自分で切り開くしかない。
ママ目線の育児を僕ら男が頑張るとしんどくなります。なので、無理に頑張るよりも自分にあったスタイルを作りましょう。ただ、祖父母には反対されると思います。「一般的な形(両親揃ったママ育児)」とは少し違うだろうから。
父子家庭になった瞬間、一般論からはみ出した僕らです。僕はもう「普通は~~」というくだりで始まるご意見には辟易しています。
僕ら父子家庭は「皆と同じ育児」をする事が目的ではありません。「子供を育てる」事が目的なのです。
>>次は「言葉・固定観念に縛られない事。」