【不登校伝記(2年2学期):8章】娘、今度は家に招く
[最終更新日]2021/03/21
公園を制覇し、お友達の家にお邪魔する娘。
その次はやっぱり「自宅に招く」でした。
何処まで行くんだラブリー。
娘、自宅開放する
放課後の遊びが広がる娘。
- 学内制覇
- 学外の公園制覇
- お友達の家制覇
次に娘が向かったのは「我が家」でした。娘は自宅に友達を勝手に招いて勝手にもてなしていたのです。
気付いたのは早かった
娘が公園デビューをした時点で娘には「鍵」と「ライト」を持たせていました。安全対策と万が一の避難場所の確保の為です。
そのカギを使って娘は放課後に友達を招いていました。
あれ?何か違う。
ある日、自宅に帰って感じる違和感。何かが違う。本当に何かが違う。
冷静に見るとクッションやリモコンの配置が微妙に違うのです。泥棒にしては悪意を感じない。というか目的を感じない。まるで「ただ散らかした」後の様な部屋。
この時点でピンときました。
誰かと来たな
鍵を渡しているし、相手のお宅にお邪魔もしている訳なのでそれ自体は別に構わないのですが、やっぱり思いました。
せめて、掃除だけはさせてくれ
余り綺麗とは言えない状態だったので、その一点だけが口惜しい。とはいえ、娘が自発的に友達を家に招いた?その行動には驚きました。
そんな大胆に行動できる子だっけ?どちらかというと「怖気づく」タイプだったけど。
自分の朝食を提供していた
台所にはわかりやすい痕跡が。
プロテインやら禅食やらの袋が空いており、粉がプワァ~っとまな板の上に散っています。
隠す気すら感じないな
一生懸命に作った様子が思い浮かぶ。作ったらもう「飲んでもらう事」しか頭に無かったのでしょう。片付けが全くされていない。
その意思を感じない。
まず、自分のドリンクか。次に。。Huluでコナンか。
台所の惨状、そして空っぽのコップがリビングに。更にはTVを付けたらHuluの画面に名探偵コナンがそのままに。
痕跡だけでその場の状況が思い浮かぶのも何だか面白い。毛利小五郎くらいにはなれそうだ。
友達に引っ張られて金魚の糞みたいになりゃせんかと心配があった娘。金魚の糞ではこんな行動はできません。リビングの散らかしから感じるのは「次、公園行こう!」という気持ち。台所から感じるのは「上手に作ってやるぞ」という強い意思。
そして名探偵コナンの画面からは「皆を楽しませたい」という気持ち。娘はコナンなんて見やしません。友達に好きな番組を選んでもらったのでしょう。
知らない間に大きくなったなぁ
親である事の幸せを噛み締めました。本当に子育ては最高だと思います。
娘にはキチンと「呼んでもいいが掃除させてくれ」という事と「火だけは絶対にダメ」という事を伝えておきました。娘からは「普段から綺麗にするべき」「火なんて使う訳ないし」と言い返されました。
>>次は「安定のまま2学期を走り抜けた」