【不登校伝記(2年1学期):2章】娘、教室怖い発動
[最終更新日]2021/03/21
新学年初日をまさかの開幕ダッシュとなった娘。
うまくいけばいいな、と思いつつも付き添い登校。
今日、答えが出るはずだ
教室が怖い娘
結論から言うと教室の前までは普通に登校しました。だがしかし、教室に入るのを極端に怖がります。
怯えるというより不安が噴出している様な表情でした。
一緒に授業受けてやるよ
そう娘に言って、娘の机に座る僕。周りの子供達はそんな僕達に興味津々で絡んできます。
めちゃデッカイ2年生がおる!
何でお父さんと一緒なん?
え?先生なんやろ?
色んな質問が矢継ぎ早に飛んできます。
おう、宜しくな
いずれ娘がクラス合流をする際に「あのおっさんの子か」とか「父ちゃん面白いな」とネタにでもなればいいかと思って積極的に関わる事にしました。
後、親子登校になる場合に備えて先に楔を打とうとも。
クラス担任には迷惑でしか無かったと思いますが、お陰でクラスの子達とは仲良くなれて、後々の大きな助けとなりました。
勿論、学校には怒られました。
お父さん、それは止めて下さい
スンマセンでしたぁぁ!!!
そこは素直にお詫びをしました。
でも、これはやっていて本当に良かったと思っています。今でもクラスの子達は娘は勿論、僕とも仲良くしてくれています。
ありがとうな!皆!
そして、先生ごめんなさい!
娘はチャイムが鳴ると教室を出た
父親が授業を受けるという「珍事」をしてしまった僕ですが、クラスの皆と仲良くなれた以外にも色々と気付けた事がありました。
娘はチャイムが鳴るまでは皆と一緒に僕に絡んでいました。
ここは私の席や~!
私のパパ変やろー!(ドヤ顔)
恥ずかしそうに楽しそうにしているので、この時点では「ホッ」としました。躓きは人間関係じゃないと確信できたからです。
娘に動きが出たのはチャイムが鳴った時。
キンコーンカンコーン
この音が鳴ると娘の表情が曇り、廊下に出ていきました。
ここか。
授業が嫌?ついていけない?空気感?それが何かはわかりませんでしたが、娘が最も不安に感じているもの、距離を置きたいものは「授業時の教室」という仮説が立ちました。
次の休み時間になったらまた入ってくるかなと思い、僕が授業に出てみた所、休み時間になっても教室を眺めに来るものの、入るのは躊躇している様子。
娘には教室がどう映っているのだろうか。
>>次は「親子登校開始」