変わるべきは我々親である。
[最終更新日]2021/03/21
全国150万人のひとり親の皆さん、こんにちは。父子家庭共和国の国王です。
あくまで自分の経験した範囲、見てきた範囲でしか言葉にはできない事を前提にして伝えたい。
登校を嫌がる子供を前にして頭が真っ白になった親御さんに伝えたい。
- 一体、我が子に何が起こった?
- 一体、我が子に何が起こっている?
- 我が子は何を言っている?何をしているんだ?
状況の理解が追い付かない中、「学校に通う」というわかりやすい「皆と一緒」という名のゴールに向けて突き進む親は多い。
それは殆どの場合において「悪手」となる。
子供がそれで登校を始めても肝心の問題は何も解決していない。
行けばええんやろ
子供の内側は何も変わっていないのだ。でも、それで安心をしている親がどれだけ多い事か。
問題の核は学校に行くか行かないかでは無いのだ。
「学校に行きたくない」はただの形に過ぎない。子供の叫びの形に過ぎないのだ。
子供が急に登校を嫌がる時、正門をくぐれなくなった時。そして、それが学校の人間関係が原因でない時。
何かを変えるべきは
我々親の方である
子供の側に問題を探すのではなく、育て方に問題を探すのではなく、
関わり方に問題を探そう
根本原因も答えも、大抵はそこに潜んでいる。
少なくとも、私はそうだった。
我が家のケース
恥を忍んで公開するが、我が家の場合は「仕事のペースを上げた時」にそれは起こった。
私の視線・意識が自分から離れつつある事を娘は感じ取り、その不安をぶつけてきたのだと思う。
実際、仕事を抑えて娘に時間を割いたことで娘はまた学校へと戻っていった。
そして、安心して仕事を増やしたらまた揺り戻しが起こった。
仕事を回しつつ
娘にも意識を割く。
経済と医療を同時に守る対コロナ対策の様な取り組みが我々父子家庭にも求められる。
答えは簡単。進撃の巨人で調査兵団のエルヴィン団長が教えてくれた。
24時間を「娘・仕事・睡眠」の3つに分ける事にすればいいのだ。
どうせ、永久に続く訳じゃない。これもまた「今しかできない事」なのだ。