2015/03/16:娘の小賢しさ
[最終更新日]2017/07/31
ざっくり言うと
- 娘の知恵は正に「小賢しい」
- 娘なりに一生懸命考えた神の知恵なんだろうな。
- バレバレだけに可愛すぎる。
子供の知恵は正に「賢しい」に足りない「小賢しい」
「賢しい」に小さいが加わって「小賢しい」とは正に言い得て妙な言葉。子供の知恵は正にその通りです。
我が家の娘も2歳を迎えた辺りから段々と「小賢しさ」が出てきました。
幾つか例はあるのですが、僕の中で最も印象的なのが「はんぶんこ」です。我が家では何でも「はんぶんこ」が基本だと教えていましたが、こんな「はんぶんこ」を娘が開発しました。
娘流のチロルチョコのはんぶんこ。
娘は自分のチロルチョコをはんぶんこする場合、真っ二つに割ってくれます。いわゆる一般的なはんぶんこです。
そして、娘が僕のチロルチョコをはんぶんこする場合は、まず真っ二つにはんぶんこして二人で分けます。ここまでは同じです。
ここからが小賢しいのですが、はんぶんこしたチロルチョコのうち、自分の分はあっという間に食べてしまいます。
そして、さぁ食べようとしている僕に対して「ひとりで全部食べたらアカン!はんぶんこ!」と猛抗議してくるのです。
そうなのです。チロルチョコ「1」を二人ではんぶんこしたら「0.5×2=1」となりますが、娘が自分の分を食べた瞬間、最後に残った「0.5」のチロルチョコははんぶんこした片割れではなく、今僕と娘の間に存在する唯一のチョコとして「1」に昇格するみたいなのです。
つまり「はんぶんこのはんぶんこ」を要求してくる訳です。
そうすればはんぶんこの理論を曲げずに実質的に3/4のチョコを食べられる。
正に「小賢しい」という言葉がふさわしい。子供の精一杯の「賢しさ」です。
本人は正義を振りかざしているので後ろめたい様子が全くない。何て可愛いんだと感動してしまいました。