父子家庭で娘、それ私だ

2~3歳の歯磨きについて

[最終更新日]2017/07/30

多くの家庭で「どうしたもんか」と悩まれているのが歯磨きだと思います。

素直に歯磨きさせてくれる乳幼児~幼児なんて稀だと思います。

子供が嫌がらない様に色々工夫をしながらやると、結局は「綺麗に磨ききれない」事が多い。

子供の機嫌を取るか、歯磨きと言う作業効率を最優先にするか。

僕も非常に悩みました。

ですが、歯磨きを嫌がる子供が歯磨きを徹底されなかった結果、虫歯が2歳の時点でできてしまった友達がいました。

その後、小学校にあがる頃には数本どころではなくなっていました。

僕は幸い、虫歯が少ない方でしたがそれでももっと早くに歯磨きの大切さを学んでいたら、というか日常の中でしっかり磨く習慣が癖付けられていたらなぁ、、、と思います。

我が家は結構「適当な歯磨き論」を親から教えられていました。

僕は「大人は正しい」「親はもっと正しい」と思っていたので、素直に信じていたのですが、今となっては「何ていい加減な事をw」と思います。

なので、僕は娘には少し辛いかもしれませんが「正しい歯磨きの習慣を溶け込ませる」事を最優先することにしました。

何故なら「歯は一生物の宝物」だと思っているからです。

羽交い絞めにしてでも、徹底的に磨いた。

僕と娘の歯磨きは正に「闘い」でした。

最初は娘も素直にアーンとしてくれるのですが、やはり歯が揃って来て奥歯の裏側などを磨くようになると気持ち悪いのだと思います。

歯磨きから逃げよう逃げようとするようになりました。

  • 少しでも歯磨きを遅らせようとする
  • 歯磨き中に歌を歌って邪魔をする
  • 歯磨きをする場所を頻繁に変えさせる。
  • 口を閉じて中を磨かせない。

まぁ、あれやこれやと妨害工作に出てきます。

最初はそれに僕も付き合うのですが、流石に30分以上引き伸ばされると根負けしてしまいます。

そこで「羽交い絞め作戦」でした。

両手を両足で押さえて、頭を股に挟み込んで、逃げられなくする。

娘からすれば怖い事この上無いのでしょうが「歯は一生物」です。

なので僕はこれに関しては妥協をしませんでした。

親からは「何もそこまで」「もう立派な虐待」とまで言われましたが、妥協せずに磨き続けました。

自分が手を抜いた結果、子供に虫歯が出来てしまえば辛い思いをするのは娘だからです。

娘の白い歯は俺が守る!」くらいの気持ちで毎日磨いていました。

ただし流石に朝昼晩でそれは辛過ぎるので、朝昼は本当に軽くして、夜だけ徹底的にというリズムでした。

結論:我が家の場合は今のところ大正解だった。

ここまで徹底した歯磨き。結果としては大正解です。

今のところは。 市が行う定期健診では虫歯菌は居らず、検査薬は青色です。

歯石なども無いとの事で毎回衛生士さんに驚かれました。

お父さんでここまではかなりレアですと(笑 唯一の懸念だった「歯磨き嫌い」になるリスクは、逆に小さくなっていったと思います。

3歳になる頃には歯磨きは確かに好きではないですが、それでもしないといけない事と認識をしているようで、素直に口を開けてくれるようになりました。

なので1~2歳の時の半分以下の労力でよりしっかりと磨けています。

次は僕がしている歯磨きを「自分で」できるように一緒に練習していきたいと思っています。

お勧めの歯ブラシ

娘の歯磨きは「普通磨き」と「仕上げ磨き」の二つの歯ブラシを使いました。

「普通磨き」の歯ブラシでざっくりと磨き、「仕上げ磨き」は奥歯を中心に歯石が溜まりやすい部分を磨く感じです。

その歯ブラシについては「普通磨き」の歯ブラシは何でもいいのですが、奥歯用の「仕上げ磨き」は超お勧めの歯ブラシがあります。

「GUMブラシ子供#66」です。

この丸型ブラシは本当に奥歯を磨きやすいです。

一度使うと僕はもう戻れませんでした。

売っている店舗が中々見当たらなかったので、ネットで10本単位でまとめ買いをしていたものです。

2歳後半~3歳児になると、奥歯の虫歯を注意してくださいと言われるのですが、この歯ブラシがあれば大して怖くないです。気持ち良く奥歯の歯磨きができます。

プロフィッツ等のワンタフトブラシでも良いのですが、ワンタフトと通常ブラシの中間に位置するこの#66が一番良かったです。

フッ素ケアはレノビーゴ(1~3歳までは)

フッ素ケアは歯医者に行くべきか迷いましたが「レノビーゴ」を朝昼晩の歯磨き後にする事に落ち着きました。

フッ素は市の定期健診の際にしてもらっています。

歯医者さんなどのフッ素ケアもとても丁寧で良さそうなのですが、結構マメに通う事を勧められるのと「通院という非日常」でケアをするより「歯磨きという日常」でケアをする形の方が僕は大切だと思ったのでそちらを選びました。

高濃度のは歯の変色が怖いのでパス。

一般的にフッ素ケアは最低でも500ppm以上の濃度が必須とされているみたいです。

されていますが、高濃度フッ素の定期塗布は稀に歯の着色が起こる場合もあるので、博打は避けています。

どのみち、歯科医での定期塗布は娘はまだ無理だと思いますし。

永久歯になったら500ppm程度のものにしようとは思います。

ただ、個人的には「虫歯予防」はしっかり歯磨きだと思っています。フッ素は全体の1~2割あれば良い方だろうと。

○フッ素濃度の参考

  • 歯科医・歯科検診でのフッ素濃度:9,000ppm
  • 家庭用のフッ素濃度の限界:950ppmあたり。

僕は毎月9,000ppmの塗布は避けました。

それは半年に一回の検診時のみ。

その代わり毎日950ppmを使用しています。

フッ素は気休め、歯磨きが本命。というスタンスです。

2015年末、まさかの回収騒ぎ。

レノビーゴが「自主回収」となりました。

理由は「香料が規定値以上に含まれているから」とのこと。

「上限設定の無い添加物で香料」とのことなので特に心配はいらないと思います。

とはいえ、暫くは購入できなくなるみたいなので、使いかけの一本を使い切ったら別の商品を探そうと思います。

棚からぼた餅

歯磨き後のクチュクチュペー。

我が家では10秒間を2セットしていたのですが、これは結構凄い事だそうです。

衛生士さんに驚かれました。

娘は中々食に関心が薄く、アゴの発育が少し心配だったのですが、水を口に含むという事、クチュクチュを10秒するということはアゴの筋肉をしっかり使えているそうで、これなら大丈夫と太鼓判を押してもらえました。

これは全く意図しなかった事だったので、正に棚からぼた餅でした。