赤ちゃんの立場をまずは理解しよう。
[最終更新日]2017/11/11
赤ちゃんは「真っ白な小動物」である。
言葉も通じない、目もボヤけている。
でも、耳だけはしっかり聞こえている。
文化も倫理も道徳も存在しない真っ白な存在。
0歳児の子供は「人」の形をした「生き物」というか「小動物」だと考えた方が良いです。
それも野生の。
- お腹が空けば泣く。
- 気持ち悪ければ泣く。
- 怖ければ泣く。
- 安心すれば泣き止む。
- お腹一杯になれば泣き止む。
- 満足したら寝る。
ただ、ひたすらこれの繰り返しです。
赤ちゃんの人生は完全なルーチン作業。
そこに、大人側が自分の生活リズムや文化、理屈、感情(つまりは社会性)を持ち込んでしまうと「理解不能な怪物」となる場合があります。
これは早い段階で遭遇する人は遭遇すると思います。
特に一人目の場合。
- あやしても泣き止まない。
- 夜中に泣き叫ぶ。
- 自分が眠りそうなタイミングで泣く。
- ミルクをあげても吐き出す。
とりあえず、「訳がわからない」と親はパニックになる訳です。
でも、それ以上に「満足に目も見えていない」赤ちゃんはとにかく不安で一杯です。
安心しろという方がおかしい。
それは目が見えている上に、自分の慣れた環境に赤ちゃんを迎え入れた側の理屈です。
赤ちゃん側の状態は
- 何処かに連れてこられた。
- 目がボヤけて良く見えない。
- 耳だけはそれなりに聞こえる。
- というか、わし、どんな状況?
みたいなものなので、赤ちゃんの方がパニックになりたいはず。
なので赤ちゃんが泣くこと自体が「ルーチン」だと考えて下さい。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」であり、「昼も夜も関係ない」です。
昼か夜かで関係あるのは大人の話。
改めて「赤ちゃんが泣く理由」を考える。
大分、話が逸れてしまいましたが、「赤ちゃんが泣く理由、泣き止まない理由」は殆どが以下の6つです。これで9.5割は占めるかも。
- お腹減った
- ゲップでない or 本命ゲップがまだいる。 (これが一番多いかな?)
- ウンチした(オムツ気持ち悪い)
- おしっこした(オムツ気持ち悪い)
- ウンチでない(これも多い。コロコロウンチが続く時は注意)
- 寂しい・不安・怖い (ママ・パパが抱っこしたら解決)
ウソみたいな本当の話ですが、慣れて来ると「空気を読む」事ができますので、赤ちゃんの泣いてる理由が読めるようになります。
ちゃんと赤ちゃんと向き合っていれば。
これは完全に反復練習の中で磨かれるスキルだと思います。
これがわかるようになれば一気に0歳の子育ては楽になります。
本当に完全ルーチン化するので。
赤ちゃんは相当シンプルでわかりやすい生き物です。
なので大人が理解してあげましょう。