父子家庭で娘、それ私だ

大阪ほんわかTVで大家族もの

[最終更新日]2016/12/23

大阪ほんわかテレビで大家族ものがやっていた。

大家族ものは学生の頃から良く見ていたので、ついつい目にすると見てしまう事が多い。

昔は「ほのぼのだな~」とのんきに見ていたが、今となっては「子供の将来はどうなるのか」と余計な心配ばかりしてしまう。

今回の大家族は僕は初めて見る家族だった。

僕が感じたのはやっぱり同じ事。

  1. 子供が家事・育児の基本戦力となっている。
  2. 高校卒業と同時に独立が前提。

子育てに正論は無いので個々人の考え方一つだとは思う。

思うが、個々人の考え方云々の前に、子供達が独立して向き合っていく社会には一定の大きな流れがある。

日本社会はまだまだ学歴社会だ。

大卒ないし専門学校卒が当たり前。

どんなに崇高な目標、理想があっても「高卒」という学歴に開かれる道はとても狭い。

「進学」という道を敢えて進まず、自分の夢に進むとかならまだいいけれど、「最初からその道が無い」という状況は子供には余りに酷ではないか。

その点、「石田さん家族」は本当に物凄いご両親だと思う。

相当の覚悟があっての出産・育児だと思う。

責任もって子供が望む道を開き、見守る。

その代償は自分達夫婦の人生そのものだ。

一人の娘を育てきるのが精一杯だな、と3歳育児で早くも痛感した僕とは大違いだ。

話が少しそれたが、今回の子供達も自分の選択にチャレンジできる環境になる事を願ってやまない。