赤ちゃんが泣く理由はそう多くない。
[最終更新日]2017/08/20
ざっくり言うと
- お腹空いた
- オムツ替えて
- ゲップ出ない。
- 便秘続きだと「ウンチ詰まってる」
理解してしまえば怖くない。
赤ちゃんが泣く理由、というより「泣き止まない理由」といった方がしっくり来るかと思います。
僕は娘が生まれて、病院から帰ってきた日からすぐに子育てに入りました。
なので当然「泣き止まない」という厄介この上ない超常現象とも向き合ってきました。
そして、向き合う中で9割以上は限られた理由の「訴え」だと気付きました。
わかってしまえばこっちのもの。
後はどの理由かは聞いても答えてくれませんので「消去法」で 対応すれば良いだけです。
結果、娘が泣き止まない事は殆どなくなり、僕のストレスは寝不足以外はほぼ解消されました。
多くのストレスや不安、焦りに共通しますが「わからない」という事がその根幹に潜んでいると思います。
つまり「理解できている問題」であればストレスは余り溜まらず対応できるという事です。
赤ちゃんが泣き止まない理由(詳細版)
- お腹減った
- ゲップでない or 本命ゲップがまだいる。 (これが一番多いかな?)
- ウンチした(オムツ気持ち悪い)
- おしっこした(オムツ気持ち悪い)
- ウンチでない(これも多い。コロコロウンチが続く時は注意)
- 寂しい・不安・怖い (ママ・パパが抱っこしたら解決)
赤ちゃんが泣き止まないのは大体がこの理由です。
後は各家庭ならではの項目があるかとは思います。
僕の場合は上記の消去法で殆どすぐに泣き止みました。
子供といつも一緒にいる親であれば、すぐに気付くと思います。
泣き方で判断ができる訳ではないのですが、赤ちゃんの生活状況を把握しているので「あ、これは○○だな」と消去法が一瞬で成立するからです。
この場合10ある項目のうち、7くらいは一瞬で消せます。
問題は「日頃赤ちゃんと接していない親・親族」の場合です。
赤ちゃんが突然泣き出しても、そもそも消去すべき項目がわからないので、とにかく「あやす」くらいしか思いつきません。
いつミルクを飲んだのか、いつオムツを替えたのかもわからないので、正に「赤ちゃんが全然泣き止まない」というパニックに巻き込まれます。
この場合は大概が「やっぱりお母さんでないと。。。」というバトンタッチに落ち着くと思います。
見てて辛そうな泣き方の場合。
僕が娘の世話をしてきた中で、何度か両親が「病院に連れて行った方が良い」とか「やっぱりお医者さんに診せた方が良い」と何度も言う様な辛そうな泣き方をした事がありました。
- 「病院に連れて行った方が良い」
- 「やっぱりお医者さんに診せた方が良い」
これは「身近に接していない」親族にありがちな展開です。
日頃から見ている僕からすると大袈裟なアドバイスなのですが、週に1~2回、それも数時間だけの両親からすると「異常事態」な訳です。
「私の時はこんな事はなかった」と。
僕の娘の場合、この辛そうな泣き方をする場合は必ずパターンがありました。
- コロコロウンチが続いている。
- ミルクを沢山飲んだ後。ゲップが小さかった。
なので、解決策はとてもシンプルです。
①の場合はワセリンを塗りたくった綿棒でお尻を少し拝見します。
ここで詰まっていたらお尻の外側にワセリンを塗って、少し刺激をしてあげたらドカーンと排便完了です。
キャラメル浣腸も時々しました。
②の場合は根気良くお腹を擦って「本命のゲップ」を待ちます。
時間はケースバイケースですが、それはもう見事なゲップが出てきます。
場合によってはミルクまで出てくる場合もあります。
これで本人はスヤスヤ眠る事が殆どでした。
娘が辛そうに泣いているのに、坦々と作業をする僕を見て両親は「信じられない」「親として自覚が無い」と散々言いたい放題でしたが、説明しても「病院で先生に~」という話に帰結するので聞き流していました。
夜の泣き止まないは「本命ゲップ」が多いと思う。
多くの親御さんを困らせているのは「夜、泣き止まない」だと思います。
僕もそうでした。
あくまで僕の個人的な意見なのですが、原因の多くは「本命ゲップが出てない」だと思います。
親御さんの「早く寝たい」という気持ちがゲップ出しを雑にさせている可能性が高いです。
ゲップは一回出したらOKではない場合も普通にあります。
「ゲップは出たのに泣き止まないの・・・」と話をしてくれる友達が結構いましたが、赤ちゃんはゲップが「全部出れば」スヤスヤ眠る生き物だと思います。
まだ残っているから眠れないし、辛くて泣いているんだと思うのです。
後、イライラした親御さんの気持ちが赤ちゃんに直撃した可能性も高いと思います。
子供は目は見えないけど耳は聞こえます。
更には空気を本当に良く読む生き物です。
イライラの空気はすぐに感じますし、恐怖も覚えます。
結果、泣くわけです。
解決策はとても簡単で大変です。
「夜は寝れたらラッキー」と切り替える。
僕はこれで乗り切りました。
眠れないのが当たり前。
寝れたら「おぉ、ラッキー」と。
今から考えるとナチュラルハイだったのかと思います。
仕事は普通にありますから、朝の7時は家を出ていました。
ホームで寝かけていたのは毎日です。
このままだと線路に落ちると思ったので、必ず人の後ろに立つ様にしました。
うたた寝で数駅ワープも日常茶飯事。
本当に大変な日々でした。
今となっては良い思い出ではありますが、もう一回やれと言われると・・・・・流石に躊躇してしまいますねw。
病気の時は雰囲気からして違う。
僕が娘がワンワン泣いていても、冷静に消去法をしていたのには訳があります。
それは「本当に病気の時」というのを経験しているからです。
体温もそうですが、子供の様子・雰囲気が根本的に変わります。
まるでチャンネルが切り替わったかの様にです。
「これは何かがおかしい」と感覚的に感じる事ができるんです。本当に。
なので、そういったものが感じられない号泣の場合は「ああ、これかな」と坦々と消去法に従っていました。
嘘みたいな話なんですが、本当に子供の生活を見ていればすぐに気付けます。
気付けない場合は少し、自分と子供との距離を見つめなおしてみて下さい。