子供には親との日常が全てイベントとなる。
[最終更新日]2021/03/23
ざっくり言うと
- 大人には「日常」子供には「イベント」
- 子供の生活に「時間の無駄」は一つもない。
- 僕らの時間を喜んで子供に捧げよう。
子供の無駄な動きは「大人にとっては」という接頭語がつく。
父子家庭生活をしていると何かと時間に追われる生活になる訳ですが、そんな時に子供がとる「無駄の多い行動パターン」というのは実に限られた時間を削り取ってくれます。
- 保育園に行く前に靴をじっくりじっくり選ぶ
- 選んだと思ったら靴を履き替える。
- 今度は服まで改めて選びだす。
- 登園途中に髪留めのゴムを取りに帰りだす。
- 登園時にカバンをかけるのにやたら時間をかける
- 保育園の玄関で靴を履く・脱ぐのにやたら時間をかける。
他にもとにかく枚挙に暇がありません。
大人からすると「なぜ、そんなに時間を無駄にする」と言いたくなるような行動です。朝なんてそれが原因で親に怒られる子供が結構います。「早くして!」という声は朝の園では日常茶飯事です。
何でこんなに大人がイライラさせられるのか。
それはやっぱり「大人のタイムスケジュール」が侵食されているからです。
子供の行動は全て子供なりの意味があって楽しんでいる
子供は毎日祭りや
この大人をイライラさせる子供の行動。
別に子供に悪気がある訳ではありません。子供なりの拘りであったり、その行動自体が楽しいだけです。
- 靴を選ぶ楽しみ
- 服を選ぶ楽しみ
- 髪留めを選ぶ楽しみ
- 友達を待ちたいからわざと靴をゆっくり履いたり脱いだり
- パパと一緒に居たいから、敢えてカバンをゆっくり置いたり。
大人に取ったら何でもない「繰り返す日常」であっても、世界が狭い子供にはどれもが「イベント」になっているだけの話だと思います。
そして、何より子供は時間に縛られない。
子供はただ「目の前の楽しいイベント」に没頭しているだけであり、そのイベントを自分で作り出しているだけです。子供はただ「楽しい」からそうしているだけです。
なら楽しませてあげた方が絶対に良いと思います。大人にとっては無駄に映っても、子供には無駄な時間は一つも無いと思います。
僕ら親の仕事は「子供に付き合う事」
大人が工夫せんかい
僕らシングルパパの役割は「可能な限り子供に付き合う事」だと思います。
なので、自分のリズムに子供を合わせるのではなくて、子供のリズムに自分が合わせるくらいの気持ちで臨むが良いと思います。
なので、子供の遠回りを見越して動きましょう。
子供を預けてからギリギリのペースではなくて、子供を預けてから15分くらい余裕のできるリズムにすれば大分変ります。
子供は自由に動けて、満足して登園していきます。※ここが大きい!正に急がば回れ!
>>次は「僕らはもっと子供から学ぶべきだ。」