「お母さんがいない」ではなく「うちの父ちゃんすげえ」でいこう
[最終更新日]2021/03/23
ざっくり言うと
- 「お母さんがいない家庭なんだね」と言われたくない
- ならば「お父さん凄い家庭なんだね」に書き換えてしまえ。
- ポジティブな存在感を発揮しよう
「お母さんがいない家庭なんだね」と言われたくない
これは父子家庭全員が思っていることだと思います。
「○○ちゃんの家ってお母さんがいないんだよね」と周りに言われたくない。それに対するメジャーな方法は「しっかり屋さんに育てる事」だと思います。
それは止めよう
満足しているのは親だけで、子供が窮屈な想いをしているケースが日本中に溢れています。親のエゴを押し付けるのは止めましょう。
- 父:俺はお前の為の思って!
- 子:誰がそんなの頼んだんだよ!
ドラマでよく見る光景への仕込みだと思います。
いない「母親」ではなく、いる「父親」に目を向けてもらう。
国王推奨ルート
「母親がいない」事よりも「あの父親すげぇ」という印象を与える形です。つまり「存在感を発揮する」という事です。
別にPTA頑張るとか保護者会で頑張るといったものではありません。それは「非日常」だと思うので除外。※これを頑張るシングルパパが多い
もっと身近で日常の延長線上で十分です。
- 子供と仲が良い
- 同級生とも仲が良い
- 学校の子供達と仲が良い
たったこれだけです。でも、周囲からの見え方は全然違ったものになります。
子供と仲が良いだけで子供の間では有名人になる
これは本当のお話
保育園でも小学校でも子供と大人の距離って結構あります。大人は大人として振る舞うのと、朝夕ともにバタバタしているので子供を急かす親が殆どなんです。
中には堪忍袋の緒が切れて怒る親もいます。あと、ママ友にはニコニコなのに、知らない保護者はスーッと無視とか。
これが女の世界なのか
個人的には笑顔の使い分けが凄いと感心した。
兎に角、保育園での保護者が見せる日常は「余り子供には楽しいものではない」という事です。そして悲しいかな、子供は子供で「そういうものなんだ」と抵抗なく受け入れているケースが多い。
そこで逆に朝も夕方も子供優先で振る舞うとどうなるか。
仕事は大いに遅刻しますが、自分の子供は大満足するし、周りの子供は羨ましがる。そして自分も遊んでもらおうと絡んでくる。そこで更に一緒に「少しだけ」遊んであげると皆満足する。
先生は嫌がるかもしれないが子供優先なので許してほしい。※ちゃんと先生に詫びとこう。
そして結果的に「○○ちゃんのパパは楽しい」という評判が子供の間に広がってくると、子供を通して保護者間での僕の印象が「子供好きなパパ」となっていくのです。
段々と色んな子供が挨拶してくれるようになります。朝から元気よく挨拶できる相手が増えるので僕も嬉しい。
保育園の先生とも仲良くなった
もう個人的には just do it だと思う。これは保育園・小学校共に結果が同じだった。
同じクラスの子供達が絡みだし、更にはその兄弟が絡みだし、今度は娘にも絡んでくれるようになっていった。「あのおっちゃんの子供やってー」という感じで。
学校側からは迷惑だったかもしれない(笑 でも、僕は学校の警備員さんや保健室の先生、スクールカウンセラーの先生とも仲良くなった。
結果的に一番よそ者(とはいえPTAの人間)に対して神経質だったのは「学校の先生」だった。そういう点では学校組織の閉鎖的な空気を感じ取れたともいえる。
それはとにかく、ポジティブな存在感を発揮していたらそれでいい。
児童福祉と教育の差を感じた
保育園は園長含め、調理のお姉さんまでも仲良くなれた。僕のそんな行動に理解を示してくれ、賛同してくれたのだ。その空気が一変したのは小学校から。ひょっとすると幼稚園でも小学校に近い空気になっていたかもしれない。
児童福祉に関わる人と、教育に関わる人の視点の違いなのか?
「個人的に凄く応援しています」という不思議な励ましは色んな先生からもらったw
>>次は「「子育て四訓」に子育ての全てが詰まっている」