参観日は一緒に遊んでもいいんじゃないかな。
[最終更新日]2017/07/30
ざっくり言うと
- 娘の参観日でふと思った。
- 子供は大人に常に全力で向き合う。
- ならば大人も全力で子供に向き合おう。子供も喜ぶ。
娘の参観日でふと思った。
先日、娘の参観日に行ってきました。
今回からは参観日が3日間設定されており、そのうちの都合が良い日に来てくださいという親切な設定。
そして、三日間の保育内容も日毎に異なる。
これは本当に有難い。
保護者として選択肢が増えるのは本当に助かります。
特に僕は保育室の後ろでジーッと立っているのは苦手なもので「公園に散歩」となっている日に行きました。
3日間の開催期間に加えて「公園での外遊び+平日」という事もあってか、2クラスで4人?くらいの参観でした。
結論としては偉い目にあいました。
参観時間中、常にこんな状態になっていました。
僕の子供じゃないんですよ、他のお家の子供さんが凄いエネルギッシュ。
面白かったのは、お迎えの時間がズレてるので日頃顔を合わせない子供達も凄かった。
もう警戒心なんて無縁です。
抱っこしても抱っこしても押し寄せてくる「触手のような手」を前にしてふと思いました。
「やっぱり子供は常に全力投球だなーー」 と。
最初の30分のうち、僕が耳にした言葉は
「抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、抱っこしてー、」
だけだった気がします。
手だけじゃなくて様々な声が同じ言葉をもって、様々な方向から押し寄せてくる。
聖徳太子って凄い人だったんだなぁと感慨深くなりました。3人以上は無理。判別不可能。
子供は大人に常に全力で向き合う。
最初に一言。
保育士の先生は凄いなー。
僕は体操の先生みたいにスポット参加が精一杯です。精魂尽き果てる。というか果てた。
集団を統率する形で関わればそうはならないでしょうが(実際、保育士の先生はそうしてる)、僕らのようなスポット参加の人間はいわば「ゲスト」みたいなもの。
子供からすれば「次、いつこの機会が訪れるかわからない」という正に「一期一会」な訳です。
そりゃ本気にもなる。
勿論、子供同士の遊びでも本気なんでしょうけど「たまにやってくる人」が相手だとその本気度合いがちょっと違う感じがします。
僕にもあったなぁ、そういう感覚。
そして、僕は大人が何やかやと「理由をつけて遊んでくれなかった事」が悲しかった記憶がある。
よし、僕は遊ぶとしよう。
というか、「せっかく来たのに、遊ばない理由って無いよな」と思ったのが本音かも。
何で参観って基本的に「見るだけ」が前提なんだろうか。一緒に遊んだ方が子供は喜ぶ気がする。
あ、でもそれだと完全に趣旨が変わるかw
ならば大人も全力で子供に向き合おう。子供はその方が喜ぶ。
子供一人をヘトヘトにするのは簡単です。
引用:https://matome.naver.jp/odai/2132992164986822501
チョイチョイと捻ってあげれば子供は楽しみ、後はグーグー寝てくれます。
そもそも、子供は「対大人」に対しては子供同士では味わえない「圧倒的な大人パワー」を求めてるわけだし。
なんですが、今回の参観に関しては完全に「多勢に無勢」でした。
引用:https://matome.naver.jp/odai/2132992164986822501
こんな感じ。
抱っこ待ちの子を2人消化している間に、向こう側からご新規さんが走ってくるのが良く見える。
そしてリピート率も極めて高い。
画像引用:http://u0u1.net/A7s8
ああ、無限ループ T_T
大人一人がどれだけ本気になっても、子供達には敵いませんね。
子供は3秒で回復する。でも僕は3分欲しい。
この差は決定的でした。
保育士の先生が軽く引くくらいの汗だくになりましたけど、皆楽しそうにしていたのでまぁいいか。
「子供の希望に沿った行動」が現時点ではベストかなと思います。
ちょっとだけ打算的、というかささやかな希望。
僕が遊んだ子供達の中には、普段娘と違うグループの子もいたと思います。
そんな子が、僕を通して娘との接点が増えていけばいいなと思っています。
「○○ちゃんのパパって面白い人だね」という切り口でも良いと思うんです。
そんなきっかけが一つでも生まれたとしたら、もう最高ですよね。