父子家庭で娘、の我が家が見た「幼稚園」と「保育園」
[最終更新日]2018/04/07
3.他人の子を褒め倒し、自分の子は落とすのが「子供の話テンプレート」
これは幼稚園で特に顕著でした。
子供の話題が多くなるのですが、基本テンプレートがありまして。
- 「〇〇ちゃんは凄いよねぇ~~、それに比べてうちの子は・・・・」
- 「いやいや、××ちゃんなんてこんなに凄いじゃない!それに比べてうちの子なんて。。。」
という流れの無限ループが延々と続く。
一体何なんだこれは・・・・・・
自分の子供をひたすら落とし続ける親。
そして、相手の子供を持ち上げ続ける親。
結果的に「お互いがお互いの子を褒める」というまさに「ウィンウィン」の会話がそこにあったw
これぞ日本人という感じでした。
4.噂話が真実となっている世界。確かな事なんて僅かかもしれない。
ママの世界に「真実・事実」は関係ないです。
噂が勝手に独り歩きし、それが「事実」に置き換わる。
僕が最初にそれを感じたのは「保活」の時でした。
- 「建設中の保育園はもう一杯で入れない」
- 「別の保育園は待機が20人近くいる」
- 「ひとり親でも〇〇市は関係ない」
- 「ひとり目の子はまず入れない」
- 「市の窓口に顔出しした方が有利」
- 「自分の状況を書いた手紙はつけた方が絶対にいい」
僕が娘の「保活」を始めた時にママ友に言われた言葉です。
とある「保活コンサルタント」の女性のホームページには「地域のママ友情報が一番新鮮で確か!」と書いていたので、「ああもうダメだ」と絶望しました。
でも、確認だけはしておこうと思い、市役所の児童育成課にメールで「始まる前に終わってるならはっきり教えて欲しい。」と問い合わせました。
児童育成課からの返答は
- 該当保育園の募集はまだ始まっていない。ゆえに申し込みは現時点では「0」
- 近くの保育園の待機児童は現時点で2人。
- 詳細は言えないが「ひとり親」の加点は他市に比べて高めに設定している
- 窓口詣でと嘆願書は「するのは自由だけど点数には関係ない」
何かもう聞いていた話と全然違う。
そして僕が一番衝撃を受けたのは「情報が全然違う」という事ではなくて
ママ友が「確信を持って全然違う情報を口にしていた」という事です。
ああ、事実かどうかなんて些末な事なんだ。
ええ!本当に!うわぁ~!と盛り上がるネタなら何でもいいし、「〇〇らしいよ~」から始まり、最後は「〇〇なんだって」「〇〇なのよ」と語尾が変わっていくんだろうな。
そう確信しました。
ウシジマくんという漫画に「女性は話すことに価値がある」というセリフがあるのですが、ママ友の世界は間違いなくそうだと思います。
僕は見事に振り回されたw