父子家庭の布団掃除:ダニ退治は乾燥一択。50度以上の熱を60分
[最終更新日]2018/04/07
全国150万人のひとり親の皆さん、こんにちは。父子家庭共和国の国王です。
今回は赤ちゃんが生まれたら急に身近に感じる「ダニ」さん退治についてです。
ダニは僕らが何をやっても基本生きている。
ダニに関しては色んな商品が「ダニをやっつけちゃう!」という謳い文句で売り出されています。ちょっと前だとレイコップなんか大ヒットしていましたよね。布団が気持ちいい~と。
レイコップをダニ退治の道具と思っている人が多い
僕の周りのママ友も「レイコップでダニがいなくなったのー」と喜んでいましたが、レイコップって「細菌除去」と「ハウスダスト除去」に関しては凄いデータを公式で発表していますが、ダニに関しては「ダニの動きを抑制し、ダニの卵をかえりにくくして繁殖を防ぎます。」くらいの記述しかないし、数値は僕が見た限り出ていないんです。
公式には「ダニがアレルギーの原因って知ってました?」と書いてるのに回収するのは「ダニの死骸や糞」となっているのです。ダニそのものを対象にした商品では無いんですよね。これについては視聴者がミスリードされている気が若干します。
ダニについては所さんの番組が白黒はっきりつけてくれた
「所ジョージの目がテン」という科学検証番組がありますが、そこでダニの逞しさと殲滅方法についての検証がされていました。
ダニ退治を謳う商品のPRグラフよりこっちがダニの真実だと思います。詳しくはこちら
無駄な努力は時間の浪費に過ぎない
ダニ退治を目的とするなら、無駄な事はやめて最適解の一点突破でいいと思います。父子家庭には時間がありません。あれもこれもで1回あたり数万匹のダニを退治できる方法を重ねるよりも、1回で100万匹を殲滅できる方法を選びましょう。
ベストは布団丸洗い
一番のベストはこれです。業者に任せてしまうというもの。特に敷布団はランドリーに入らないサイズが殆どで、結局は「丸めて入れる」形になると思います。一番ダニが繁殖するエリアが正に敷布団ですから、できることなら丸洗いに出すのが良いです。
掛け布団はランドリーの乾燥機でダニ対策
掛け布団はダブルサイズであっても余裕で乾燥機に入ります。なので「あれ?ダニさん増えた?」と感じた時は迷わず乾燥機に持っていきましょう。個人的には季節の変わり目くらいに持っていくリズムが良いのではと思います。
敷布団は布団乾燥機でダニ対策
敷布団のダニ退治は「布団乾燥機」が良いと思います。メモリの中に「ダニ」という項目がありますので、それで乾燥をかけましょう。熱が逃げていく様に感じるなら下に断熱シートを敷いたりマットで包んだりと工夫をしてダニを殲滅する環境を整えましょう。
最後に掃除機をかけてお掃除です。個人的には瀕死のダニは掃除機の吸引の前に抵抗できるのかどうかを知りたいなと思っています。自慢の爪はどの程度の元気が無いと働かないのか。
結論:50度以上の熱を60分。それ以外は気にしない
以上、ダニ対策についての紹介をしてきました。基本的にダニ退治の基本は只1つ。
50度の熱で60分以上さらすとほぼ100%殲滅できる
この事実を所さんの番組が証明してくれたので他の方法は特に取る必要は無いと思います。洗っても駄目、叩いても駄目、駄目ならしなくてもいいやと。
洗うのは汚れを落とす為。強烈な乾燥はダニを退治する為。それぞれの目的に合わせた洗濯をしましょう。