離婚に伴い市外に引っ越すのは避けた方が良い
[最終更新日]2021/03/22
これは離婚時点で子供が
- 「保育園に通っている」
- 「学童保育に通っている」
という状態が前提になります。それ以外のケースは特に気にしなくて良いです。
市外に引っ越すと保活・学童が入り直しになる
離婚時点で子供が「保育園」「学童保育」に通っている場合、市外に引っ越した途端に全てが振り出しに戻ります。市内での引っ越しであれば「転園」は非常にスムーズです。「入所児童の移動」になるだけなので。
これが市外になると「未入所児童」扱いになるので非常に厄介になります。「保活(学童含め)」をもう一回やり直す形になるからです。
自治体が変わるから仕方ない。
※今は変わっているかも
ひとり親が圧倒的に強いのは年末の一斉申し込みのみ
勘違いをしている人が多いのですが、ひとり親であっても年度途中でのスムーズな入所はまず無理です。父子家庭が無敵に近いのは年末に受付開始となる「翌年度一斉申し込み」に限っての話です。
ひとり親だから「申し込み→即入所」と勘違いをしているシングルママ・パパは結構多かった。
流石にそれは甘い。
一斉入所の申し込みは確実に「新入生枠」が一定数あります。
ですが、年度途中は基本満席での「キャンセル待ち」からスタートです。引っ越しや転園による「空席発生」が無ければ100万点あっても永遠に入れません。
- 「父子家庭はすぐに入れる」
- 「入れないと困るから考慮してくれるだろう」
という考えを持っているひとり親の方が結構いますが、それは幻想ですので気を付けてください。
悩みの種を減らす為にも市内での引っ越しがベスト
離婚に伴う市外転居は引っ越しだけでも一苦労ですが、更に子供の保育園・学童問題が加わると「働きながら」のシングルパパには少々荷が重たくなります。役所窓口や子供に八つ当たりをしてしまうケースもしばしば。
そういった事態を避ける為にも「市内転居」か「そのまま居住」を選択しましょう。分譲住宅やマンションの場合は財産分与で揉める可能性が高いですので、その場合は市内転居がベターかと思います。
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