我が家が「家事代行」と「ロボット掃除機」「食洗器」を断念した理由
[最終更新日]2018/04/07
全国150万人のひとり親の皆さん、こんにちは。父子家庭共和国の国王です。
今回は悩みに悩んで、結果的に採用しなかった「家事代行」「食洗器」「ロボット掃除機」についての僕なりの見解を紹介します。
時短という目的なら即採用でいい
時短で使える家事代行、ロボット掃除機、食洗器は衛生上良いと思います。特に食洗器はいい。
- お湯で洗浄
- しっかり乾燥
- 雑菌とは無縁
これは僕達父子家庭にとっては本当に得難い価値です。僕も本当に悩みました。
「時短」という明確な目的がある場合は即採用で良いと思います。お金で買えるものの中ではコストパフォーマンスがダントツで良い商品だと思います。
勿論、家事代行もロボット掃除機もとても優れた商品で便利だと思います。
採用を見送った理由は「娘の日常」を考えてみたから
僕がこの超便利で衛生上も大変優れた商品を何故採用しなかったのか。それはふと採用した後の娘の生活を想像したからです。
- 掃除はロボットか代行の人がしてくれるもの
- お皿は食洗器が勝手に洗ってくれるもの
僕は発展的に自分の生活を便利にした形になりますが、娘にとっては「それが普通」という認識になりはしないか?と思ったのです。
時短を突き詰めすぎると結局は子供の生活力を奪う事にならないか?とふと思ったのです。
- 一通りできるが、理由があってしない
- 自分がするものだとは思っていなかったしやり方もわからない
これは全く話が違う気がするぞと。
家事をさせるつもりはないけど、見せた方が良いと思った。
僕が持つ子育ての鉄則に「子供を家の戦力にしない」という項目があります。ですので娘に家事を覚えてもらう、手伝ってもらう気はありません。「手伝いたい」という時は自由にさせていますが、基本的に「やり遂げる」という事は未だにないです(笑
僕からすると完全な二度手間となるのですが、僕が皿を洗い、掃除機をかけ、お風呂を磨き、換気扇のフィルターを変える。
そういった「生活そのもの」を娘に見せる事は大切な教育だと最近は思う様になりました。前は娘がいると捗らないからと、娘のいない時にまとめて済ませたりもしていたのですが(笑)
娘が見て学ぶのは言葉や仕草だけじゃない気がする
娘は僕の姿を見て色んなものを真似ています。
- 言葉遣い
- 靴の履き方
- 鍵束の扱い方
- カーテンの開け方
- 洗濯物の干し方
例をあげればキリがありません。当然「掃除」「炊事」などの生活もそこに入っていると思います。
僕は「炊事」を捨てています。それは意図的なので迷いはないです。ですが「家の面倒を見る事」「生活していく上でのルーティン」である掃除等は「人の手で行うもの」「自分の手で取り組むもの」として娘の中に根付かせたいなと現時点では思っています。