父子家庭で娘、それ私だ

娘の食事もシンプルライフ化

[最終更新日]2021/03/24

飽食にサヨナラを告げよう

やってられるか!

父子家庭にとって頭を悩ませる種が「食事」だと思います。

多くの父子家庭ブログが「お弁当ブログ」や「晩御飯ブログ」となっているのも、頑張った自分の足跡を残したいという気持ちもあるのだと思います。※毎日のネタにもなるという事情もあるか。

僕もやはり例外ではなく、最初は頑張っていました。

でも、「無理はしない」事にしてやめました。

食材の賞味期限との闘いに疲れた。

単純にもったいない。

とにかく、食材の賞味期限があっという間に来るので、結構な食材を捨てる羽目になっていました。

大人の僕は気にしませんが、娘に賞味期限切れを与えるのには抵抗があったからです。

消費期限切れなんてもってのほか。

娘がその時食べてくれる料理も気分次第なので、正に食事は「労多くして益少なし」の代表選手となりました。

専業主婦のお母さんがいるなら「これも今の時期だけ」と割切って子供の気まぐれに付き合えるでしょうが、父子家庭はそうはいきません。

父子家庭にとっての「時間」の貴重さとは、砂漠を旅する旅人にとっての「水」と同格です。

なので、僕は試合放棄をしました。

宅食の目的は「必要な栄養確保」。食育はプロの味に任せる。

食事の目的を見直した。

娘の食事に関してはこのようなルールを設定しました。

自宅での食事は栄養確保を目的とする。

僕は品数・内容よりも栄養の質を優先したのです。

お袋の味は僕はできそうもないので「僕のお袋の味」でカバーします。

そして素敵な料理は「プロの料理」で覚えてもらおうと思いました。

たまの外食です。

朝ごはん:自宅でスペシャルドリンク

超絶推奨する!

朝はシンプルかつ栄養満点に。

更には朝が弱い娘がきちんと摂取してくれるもの。

この条件を満たすものは何か。

色々試行錯誤していましたが、辿り着いたのはスペシャルドリンクでした。

最初は僕がグリーンスムージーで娘にはしっかりしたプレートご飯を出していたのですが、娘はいつも牛乳はしっかり飲むものの、ご飯は残しがち。

これじゃ作る意味も無いなと思い、これから先のことを考えて「我が家の朝の習慣」としてのスペシャルドリンクを定番化してしまおうと画策しました。

ミルクを飲むならミルクに全てを注ぎ込む!

その結果、誕生したのが我が家のスペシャルドリンク。

下記の材料から気分に応じてランダムで組み合わせます。

※味はミロベース。禅食、プロテインの淡白な味は蜂蜜やメープルがカバーしてくれる。

○ベースとなる材料一覧

  • 低脂肪牛乳 (ビタミンD・鉄・カルシウム強化)
  • 野菜禅食 (野菜45種類以上)
  • 禅食 (穀物15種類以上)
  • フルーツ禅食 (果物4種類+穀物)
  • 玄米胚芽粉末(玄米の胚芽だけ!)
  • プロテイン (ホエイ+ビタミン各種)
  • ミロ (ビタミンD・鉄・カルシウム)
  • 粉ミルク (総合栄養)
  • 蜂蜜 (ミネラル・単糖)
  • メープルシロップ (ミネラル・単糖)
  • 食物繊維 (コロコロウンチ対策)

量的な問題はおいとくとして、朝の時点で一応「1日30食」はクリアーしている事になります。←屁理屈かも

で、これに一品をセットにする訳です。

色んなものがチャンポンになるので「粉っぽい飲み物じゃ・・・」と心配されるかもしれません。

そこはお高めのミキサーでクリアーしました。

ミキサーは炊飯器・アイロンと同じで一定の金額を超えると一気に品質が上がります。

なのでこれだけチャンポンにしても、仕上がりはサラサラ!ちょっと感動します。

欠点は「噛まない」という事。そこは「ハリボーグミ」でカバーします。

ちなみに、このスペシャルドリンクのネックは「糖分」と「脂肪分」です。

脂肪は牛乳を低脂肪にする事で対応して、粉ミルクは量を調整します。

糖分はやはり「ミロ」「蜂蜜」「メープルシロップ」の量を少なめに調整して過剰摂取にならないように注意しています。

ただ、我が家は基本的に「お菓子」関係を与えていないのでそこまで神経質になるほどでも無かったです。

アイスクリームとかチョコレートなんてジジババしか与えていません(笑

○一品料理

  •  オムスビ
  • パン
  • シリアル
  • 卵焼き
  • 納豆

大体はこのいずれかになります。

我が家の場合は味噌汁は無いです。

昼御飯:保育園

お昼は保育園で栄養たっぷりのご飯をもらいます。

最初は残していたみたいですが、2ヶ月目くらいから完食が出始め、その後は「お代わり」も始まったので安心しました。

夜はプレートディナー+スペシャルドリンク。

夜だけは「できる範囲で」頑張っています。

余り手の込んだものは作れませんが家にあるもので工夫して「プレートご飯」を出す。

これだけは「絶対ルール」として決めました。

でないと食事のリズムが整わない。

内容よりも「習慣化すること」を最優先にしています。

内容は基本的に「ご飯+おかず5~6品」です。

ご飯は冷凍したもの。おかずは頑張って作ったもの+ジジババの残り物を拝借。

これで品数は普通に確保できます。

余り華やかさは無いですが、保育園終わりでエネルギーも使い切っているのでしょう。

「おいしい」とパクパク食べてくれます。

お陰さまで「保育園から帰ったらご飯」というリズムも定着して、ドアを開けるとまずは台所にダッシュ。

そこに用意されている晩御飯をチェックするパターンが出来上がりました。

今後の課題:プレートディナーの質の向上

今後の課題はもう、間違いなくこれです。

今はジジババの残り物を貰って何とか凌いでいますが、最終的には僕がしっかり作れるようにならなくてはいけません。

それも美味しく見た目も美しく。

  • 栄養だけはしっかり
  • 食事のリズムをしっかり
  • 好き嫌いは無くす

この三つはしっかり達成できたと思っているので、後は「パパの味」の実現です。

それが本当に難題。クッキングパパになりたい。

>>次は「小さな約束の重さ