自分の栄養補給について
[最終更新日]2019/12/26
シンプルライフを導入するにあたって、悩んだのが「サプリ」の導入でした。
自分の食事にかける時間は最小限にしたいが、栄養は手を抜けない。
そんな時に助けになるのは間違いなくサプリです。
とはいえ、欧米では当たり前になっているものの、日本ではまだまだ懐疑的なサプリメント。
種類も原料も様々なタイプがあってどれがどういったものなのか違いが良くわかりません。
でも、健康には人三倍は気をつけないといけない立場です。
かといって1日350gなんて野菜を食べれる訳もない。
かなり悩んだ末に「知らないから悩んでいるんだろう」と考え、栄養・サプリについて徹底的に勉強しました。
一般書から専門書~論文から厚生労働省の資料まで読み漁りました。
その結果「よし僕は導入しよう」という結論に辿り着きました。
ただ、サプリの品定めは僕の理論で餞別してあります。
使うのはベースサプリ+底上げサプリ。
僕が利用しているサプリは大きく分けて二つの種類です。
- マルチビタミン系のベースサプリ
- 個別ビタミンの底上げサプリ
この二種類のサプリを併用しています。
実感は無くとも安心感はあるw
サプリ問題で一番出てくるのは「変化・効果が無い」という事だと思います。
僕はそれは「薬の論理」だと思っているのであんまり気にならないです。
サプリは薬と違って「身体の化学反応に強制介入するものではない」ので当たり前だと思うのです。
- 毎日トマト食べて肌がツルツルになったか?
- 毎日ほうれん草食べて免疫あがったか?
誰も実感なんて無いと思います。
野菜にしたってあるのは「安心感だけ」なのは同じです。※でも身体が必要としているものは確かに中に入っている。
ただし、ビタミンBだけはすぐにわかりますよ。オシッコが黄色くなるので。
これを身体から出て行くから無駄だ、という人も多いですが、「身体がビタミンBで満たされている」という事は事実なので良い事だと思います。
逆に白かったから「ビタミンBがまだ入る余地がある」って事ですし。
日本はサプリ後進国という事もあり「サプリ」に対する認識が「欧米」に比べてズレていると感じます。
これは健康食品会社の罪でしょう。明らかに過剰広告です。
「あくまで○○さんの見解です」を注釈に入れたら何でも話せる状態ですから、病気まで治った事にできる。
サプリはあくまで「予防」の為の手段です。欠乏症を防ぎ、薬理効果を期待するもの。
いわば「身体の恒常性維持と機能強化」が目的です。
それも十分条件ではありません。
そこを理解した上でサプリを活用するのが良いと思います。
過剰症の心配より、不足を心配する。
ビタミンに限らず、栄養の過剰摂取が良く言われますが、今の我々の生活は圧倒的に「不足」の心配が必要だと思います。
過剰の心配はビタミン・ミネラルではなく
- 脂肪
- 糖質
- 塩分
です。
そっちを心配した方が余程健康的だと思います。
また、過剰症が出るには「薬理限界」を遥かに上回る必要がありますが、それを達成するには「スーパーサイズミー」を遥かに超える勢いで野菜を食べなくてはいけません。
余り気にしなくて良いと思います。
自分でコントロールするのが大切。
サプリの説明書には「1日○粒を」と書いていますが、それに従う必要はありません。
あくまで補助目的なので、足りない分を補えば良いだけです。
なので、サプリは上手に使いましょう。
そうすればメーカーは1ヶ月分としている量でも、3ヶ月は十分に持ちます。
経済的です。
自分でコントロールする為にも、ある程度は栄養の知識は持っておいた方が良いです。
最低でも1日の各栄養素の摂取量+薬理量は理解しておいた方が良いです。