【SC伝記1章】相談してみた
[最終更新日]2021/03/21
娘の状況がどうにも悪化している様に感じられていた1年生の学期末。正門での引き渡しはどうも逆効果な気がするなぁと流石に感じ出した頃に学校側から「スクールカウンセラーに相談するのはどうか?」と提案を受けた。
うーん、意味あるのかな。
その時は余りピンとこなかったのだが、娘が2年生となり「揺り戻し」状態になっている時に「一度相談した方がいいな」と思った。
丁度、別室登校に対する学校側の対応に不信感めいたものが出始めていた頃で「学外の道を探した方がいいかも」と気持ちが外に向き始めていた時である。
仮に学外の道を選ぶにしても学校側で用意してくれている制度を活用せずに一足飛びの対応は筋が通らない。学校側だって精一杯頑張ってくれているのだ。
という訳でお願いすることにした。人生初の「スクールカウンセラー」だ。
人生初のスクールカウンセラー
その日はやってきた。思い立ったが吉日とばかりに「受けます、いつ大丈夫なんですか?」と電話したら直近日で調整をしてもらえた。SCさんは常駐だと思っていたので思わぬ迷惑を掛けてしまった。
- 毎週1日だけ来校、複数校の掛け持ち
- 1回60分くらい
- 事前予約制
どうやらこういう仕組みだったらしい。知らんかった。
正直、「週1回」「複数校の掛け持ち」の時点で余り期待しちゃダメだろうなと思った。1人1人に個別ケアなんてどう考えたって不可能だ。少なくとも「不登校」「行き渋り」はそんな片手間で解決できる問題じゃない。それが直感だった。
これは愚痴外来化するぞ。
国は「SCを配置して不登校やイジメに早期対応を」と言ってるみたいだけど、実態なんてこんなもんである。こんな「形」だけのやり方じゃ無理だろう。
そんな印象を受けつつも、僕の人生初のスクール・カウンセラーとの面談が始まったのである。
>>次は「SCさんとの面談」