【保護者会伝記:1章】不登校の保護者の会に参加した
[最終更新日]2021/03/21
夏休みに入り、僕は前から参加してみたかった会に参加する機会を得ました。「不登校児童の保護者会」です。ドドン!
不登校に関する情報提供・イベント開催をしている人・組織は結構見つかりましたが、参加にあたって僕には譲れない点が1つありました。
- 当事者経験がある事
これが無いのに不登校支援をしている組織・個人はパスです。実際に経験しないとわからない事が多過ぎます。
そして、条件に合致した会の中で「気軽に通える距離」での開催となっている保護者会。それを探し出して参加してきました。
他の当事者は何を感じ、どう行動しているのかを知りたかったので。
電車で2駅の場所にあった
関西地域で不登校関係の取り組みをしているのは主に京都か大阪南部に集中していました。少し遠いなと思っていたら近くの場所でサテライトで開いているという。おぉあった!男だけど参加できるのかな。
冷やかしではないことを運営者の方に伝える。
- 現時点で困っている事は特にないが参加できるか?
- 既に学校に戻っているがそれでも構わないか?
返事は「OK」とのこと。よし参加してみよう。
仕事を切り上げて会場へ向かう
朝から1仕事を終えてからいざ会場へ!電車で2駅なのでとても近い。助かります。会場の地図も貰っているしバッチリです。会場周辺の地理もそれなりに詳しい。
という訳ですんなり会場に到着しました。ですがインターホンを何回押しても反応が無い。「場所間違えたのかな」と何回か往復するも間違いでは無さそうです。
代表の方に電話をしてみたら「あ、インターホン壊れています」との事。最初から電話すれば良かった。
男性は僕1人だった
平日開催なのでそうだろうとは思っていましたが、やっぱり男性は僕だけでした。わぁい逆ハーレムだ。なんて冗談を言っている場合ではありません。
簡単な自己紹介と状況の説明がセットになっている感じで、ここで吐き出すだけでも大分楽になる人が多いのではないかと思います。大抵は話の腰を折られて「有難い御意見」が飛んできます。ここは最後までしっかり聴いて、全員がそのまま受け止める。ただそれだけだが、それが大きな救いとなる事だって多いんです。
具体的な解決策を求めて来る訳では無く、当事者同士で共感しあう。こういう場所はとても大切だと思う。
>>次は「皆、それぞれの場所で向き合っている」