【放課後デイサービス伝記:1章】取り合えず調べてみた。
[最終更新日]2021/03/21
夏休みを使って娘の更なる成長を狙っていた僕は「夏休み中」の活動場所を探していました。
そんな中アドバイスをもらったのが「放課後デイサービス」です。
どういうこと?おじーちゃんのやつ?
どうも発達障害の子を主に受け入れる「療育」の福祉施設だそうです。知らなかった。未だに知らない事だらけの世の中だ。もっと勉強しよう。
というか、発達障害の診断を受けていない娘が利用できるのか?
という訳で調べてみた。
ホンマや、いける。
いつからそうなのかは知らないが、調べてみると確かに大丈夫だった。
- 不登校
- 行き渋り
こういった状況の子でも「家以外の活動場所」「療育の場」として放課後デイサービスの活用が認められていた。というか国がそれを推していた(当時のソースは忘れた)。おい、学校からもスクールカウンセラーからもそんな話は一つも出てきていないぞ。どういう事や。
こういう時にやっぱり思う。
選択肢をちゃんと示してたもれ
本来なら10ある選択肢のうち、5くらいしか示されない中で突き進むのは非効率的です。
こういうのが多いんだよなぁ。。。
選ぶのと結果責任はこちらで取る。だから全てのカードを見せて欲しい。
これは心底思いました。
わからないから聞こう。
放課後デイサービスの利用。良くわからないので担当の窓口に突撃しました。
不登校児・行き渋り児童が放課後デイサービスを利用するにあたって必要な物。それはとても単純なものでした。
「医師による意見書」※診断科は問わない。
それさえあれば、後はこっちに任せんしゃい
〇〇市の福祉担当の人が太鼓判を押してくれました。事情を説明してこちらの意図を伝えると「かしこまり!」と言わんばかりに話が進む意外さ。最後には「メモ帳の一筆でもいいから」とまで言われました。要は形式として必要という事だそうです。
仕組みを色々聞いてみた
ちょwどういうこと?
せっかくなので色々聞いてみると「発達障害の検査・診断」が慎重を要するため時間が掛かり、発達障害の診断を条件にすると適切な療育を適切なタイミングで受ける事が出来なくなるという状況が生まれているとのこと。要は箱だけできて子供が集まらない。何故なら「発達障害の検査待ちが増える一方だから」との事でした。
後、診断が必須となると増え続ける「グレーゾーン」が制度の隙間に落ちてしまう。そこで「広く療育環境を確保する」という事を最優先にして今に至るそうな。※多分、自治体によって全然違うと思う。うちは相当手厚くやってる自治体でした。
兎にも角にも、たった10分で書類の準備から何からが終了。何だこのスピード感。ここも一応公務員だろ。何なんだこの差は。何にしても本当に助かりました。この決断力と行動力。うちの会社に欲しいくらいです。
公務員さんが爆速だった
一番の障害になるかと思っていたお役所が一瞬で片付くという奇跡。これには本当に驚いきました。凄い。助かる。後は「診断書」でも何でもない「意見書」を1枚書いてもらえば完了です。何だ楽勝じゃん。
僕は既に「この戦もらった!」という気持ちでいたのです。
甘かった。
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