【不登校伝記(2年3学期):2章】何か安定感出てきた
[最終更新日]2020/12/05
3学期スタートからしていきなり躓いた娘。
ただ翌日には持ち直して復活。結局は2学期と同じ形での登校スタイルに修正しました。
さぁどうなる我が娘の3学期。
安定した娘
最初の躓きを上手にフォローできるかどうか。言葉にはできても行動が伴わないと意味がありません。
「言葉は嘘をつく。行動が全てだ」とウシジマくんと同じことを娘に言い続けた僕としては娘の行動だけが心配でした。
大丈夫だった
愛してるよラブリー
自分で決めて、行動で示す。
この当たり前で最も大切なことをできた娘を誇りに思います。足りない点はまだまだある。それでも今は「今できた事」を素直に喜ぼう。結局は「小さな経験の積み重ね」が成長なのだから。
この持ち直しに関しては「あ、安定したな」と直感で感じました。まとう空気がまるで違うからです。この空気感は超大事。
これなら大丈夫だ。それが確信できたのでまぁ今は良しとしよう。
放課後に遊ぶペースが増えた
2学期から少しずつ放課後に友達と遊ぶ機会が増えてきた娘。そのペースは3学期になって更にアップ。最初は週1~2回だったのが、週2~3回となり、遂にはほぼ毎日という有様に。
特定の仲良しの子と遊んでいる間は「その子の習い事が無い日」だけ遊んでいたのですが、交友範囲が広がるとパラダイムシフトが起こりました。
「その日、習い事が無い友達と遊ぶ」
日替わり弁当の様に遊ぶ友達が毎日変わる娘。寒い中公園で暗くなるまで遊んでいる娘。約束の時間になっても待ち合わせ場所に来ない娘。
ちょ、頼むよラブリー
1月はまだ4時45分には暗くなる。危ない。せめて待ち合わせ時間と場所は守ってくれ。探す側の苦労も考えてくれ。
毎回「わかったー」と元気に返事をしては翌日破る。それはそれで良くないのだが、というか純粋に危なくて心配なのだが、ここは娘を信じよう。ママ友にも「信じて任せろ」と言われた。・・任せて大丈夫か?
こっちもパラダイムシフトで対応
約束時間に約束場所に居ないのはもう当たり前。娘は携帯を持っていないので連絡もつきません。ならばと発想を変えました。
- 超広角ライトを持たせる
- 反射タスキを持たせる
これならどれだけ暗くなっても大丈夫です。一人で暗闇を歩く時間が必ず来るという前提で対策をしました。
この効果は絶大でした。超広角ライトのパワーで娘の足元が丸い円形に照らされている姿。それはまるで「今から宇宙人にさらわれる人」でした。
これが噂のラディウスZ
取り合えず安全面は確保。これも娘の練習だと思う事にしました。
考えてみると僕から離れて町中を一人で歩くなんて今まで無かった気がします。
こういった日常の1コマ1コマを「経験の場」として活かす事。僕も親としての経験値を溜めている時かなと思います。
>>次は【遠足アカンかった事件簿】