父子家庭で育つ「娘」の特徴って何だろう
[最終更新日]2019/12/25
ざっくり言うと
- 父に育てられる娘はマイノリティなので不安という人が多い。
- 世の中も「女の子は母親が育てないと」という人が多い。
- よく考えたら「母に育てられる男」がマジョリティの世の中だ。
- 少数派である事を不安に感じるのは日本人の特徴だと思う。気にしなくていい。
父子家庭の「娘」という現実。
「男の自分で何処まで娘と向き合えるのか」と悩む父子家庭は多い。特に思春期を迎えた娘が自分に対してどんな対応をするのか。そして自分はどう対応すべきか。
経験していない事に関しては中々安心を得られないものです。そしてそれは経験するしか乗り越える方法が無いのです。
世間は「女の子は母親が育てないと」という人が多い。
これは色んなところで言われると思います。
言われ続けていくうちに段々と「そうなのかな」と思ってしまうこともしばしば。 でも、僕は完全な「日本人らしい固定観念」だと思っています。
何せ「女の子は母親が育てないと」が成り立つのであれば、逆に「男の子は父親が育てなくていいのか?」となるからです。
今の日本では男性の子育てはまだまだ不十分で、母親が男女問わず子育てをしているが現状です。
日本はまだまだ「育児とは母親がすべきものだ」という考えが根強い。それだけは間違い無いし、それに該当しないケースは「可哀相なケース」として扱われる事が非常に多い。
この「偏見」というか「固定観念」が本当に面倒くさい。
日本は「母に育てられた男」だらけの世の中だ。
「うちは母子家庭みたいなもんだった」
日本にはこう呟く母が沢山います。
そうなんです。男はとにかく稼がないといけませんので、今ほど育児に入っていた訳ではありません。というか今ですら育児に入れずに仕事に邁進するパパは少なくありません。
つまりは「女が男を育てている」状態にある世帯が多いのです。
だから、その逆である「男が女を育てている」状態であっても後ろめたさを感じる必要は無いです。
だって、本質は「多いか少ないか」で決まる話ではないのですから。
無理に女の子らしくさせようと、父親が「できないことをする」事の方が歪な形になると思います。
僕達父子家庭はあくまで「自然体」を心がけましょう。