子供の仕事をキチンと理解する事。
[最終更新日]2021/03/23
ざっくり言うと
- 子供の仕事はとてもシンプル
- 「遊ぶ」「汚す」「壊す」
- 実に非効率的な存在である。
子供の仕事はいつだって「やりたい放題」
これが子供よ
もうこれに尽きる。そしてこれが理解できたらもう何も怖くない。全てを受け入れられる。
子供はいつだって「やりたい放題」な存在で、人生の中で唯一それが許される時間が「子供時代」です。
だからやらせてあげた方が自然な気がしています。秩序を教えるのはまだまだ先でいいのです。
今、やりたい放題をさせてもらわないで、いつやるというのか。 林先生も言っています。
「いつやるの?今でしょ!」
「遊ぶ」「汚す」「壊す」の権化が子供。
秩序を覚えた社会的存在、つまりは「大人」として子供と接する事はとても大変です。何せ、大人と対極にある存在が子供だからです。
「オスワリ」のできる犬よりも性質が悪い。制御不能なミニゴジラです。なので、制御しないこと。好きにさせる事。それが大人にとって一番の対処法だと思います。
- 「遊ぶ」
- 「汚す」
- 「壊す」
これが子供の仕事であれば、大人の仕事はその反対です。
- 「一緒に遊ぶ or 見守る」
- 「綺麗にする」
- 「直す」
- ※但し、注意だけはする。(本当はこうすべき、という意識があれば良い)
子供のしでかした事の「尻拭い」を坦々とこなすのが大人のルーチンワーク。それが「大人(親)と子供」のあるべき姿だと思います。
「躾」はずっと後でもいい
川を流れる小石の様に
僕の様に子供の「やりたい放題」を是とする人もいれば、非とする人も沢山います。それは選択の結果なので「どちらも正解」だと思いますが、僕はずっと後で良いと思います。
「今しかできないこと」を大切にしてあげたいからです。
親子の信頼関係がガッチリできれば躾はゆっくりでも十分だと思います。
【追記】何してもニコニコ見守るわけではない。
基本的に「やりたい放題」を受け入れていますが、ニコニコして見てるだけではないです。
- 後片付け
- 手洗い
- 諸々の後始末
- 挨拶
等などのいわゆる「躾」と呼ばれる部分は「できなくても怒らない」ですが「次はキチンとしようね」といった言葉はかけます。
「許されても、本当はしないと駄目なんだな」と理解はしてもらいたいからです。
でないと本当に猿になってしまうw
日常的に意識づけができていれば、集団生活の場では案外できるもんです。遅い早いで子供を見たり、周囲と比べて子育てするのは止めましょう。
【追記:20210323】
特に口うるさくもしていませんでしたが、集団生活に引っ張られる中で少しずつできる様になってきました。それでいいと思います。
次は>>「子供は「言葉」には従わない。「行動」を模倣する。」