「子供の突然の発熱」を考える。
[最終更新日]2016/12/22
娘の通う保育園は、当日の出席簿を書く際に体温を一緒に書くルールとなっています。
何気なく他の子の体温を見ていると、仕方ないとはいえ中々高めな温度でも預けに来ています。
- 36.8
- 37.2
- 37.0
- 37.3
- 鼻水ズルズル
- 咳ゴホゴホ
37.5が一応リミットになっている事を考えると、これは結構な冒険だといえます。
大体朝でこれなら昼には間違いなくリミットオーバーします。
保育園側も働いている保護者の事情を考慮して、多少のオーバー程度では電話をしないと思いますが、数値的には結構オーバーしている子が多いんだろうなと思うのです。
とはいえ、元気なお子さんを預けている親御さんからすると「お互い様」となるのか「勘弁してよ」となるのか。
恐らくシーソーゲームで複雑な心境でしょう。
- 自分も駄目もとで預けると思うし。。。
- でも、子供にうつされると自分の仕事に支障が。。。
こんなとこではないでしょうか。
僕個人としては子供は風邪の子なので、様子が「明らかにおかしい」という状態で無ければ多少の発熱(37.5前後まで)は気にしません。
ただ、流石に鼻水をバズーカのように飛ばしていたり、鼻下に青っ洟が常駐していたり、唾バンバン飛ばす咳をしている場合は休ませます。
なので、そんな状態で登園している子を見ると
「。。。。大丈夫やろか」
と若干不安になる時もあります。
娘も決して強くはないので。
でも、一番大変なのは先生だよなと納得するようにしています。
他の保護者からクレームだって入るだろうに。
子供の状態も気にしながら園内の感染もまた気にしながら。
本当に大変だと思います。
で、僕が個人的に感じたのは、ちょっと違う方向の話です。
「突然の発熱組」と「予想通りの上限突破組」
僕が興味わいたのはここです。
良く「子供は突然風邪を引く」という話を聞きますし「職場に電話が来た」という恐怖の呼び出し電話の話も聞きます。
そういった話を聞いていて
「子供も親から離れて緊張したりしてるしなぁ」
なんて思っていたのですが、実際の園の状況を見てみると「昼には熱の上限突破するだろう」と思しき子達が結構いた訳です。
となると、僕が今まで聞いた「突然の発熱、突然の電話」は何処までが「朝はいつも通りで登園後に突然の発熱」で何処までが「熱が出そうだけど、登園時はセーフだから駄目元で預けた」なのか。
僕の娘のクラスの1/3は36度後半から37度前半で預けられています。
そして1日に保護者を呼び出すケースはクラスで1~3人程度らしい。
となると、現時点で娘のクラスに関して仮説を立てるなら「呼び出しは”予想通りの上限突破組”ばかり」となる。
実際は兎も角、印象としては聞いた話と実態が結構違っているなーという感じでした。
突然の発熱って案外少ない気がする。
そもそも「あ、出るな」と様子で9割はわかると思うんですね。経験則から。
保活といい、突然の発熱といい、子育てに纏わるエトセトラって歪曲されたものが多い気がする。
ここまで書いてて、「そういえば友達も駄目もとで連れて行ったら預かってくれたー。ラッキー」とか言ってたな。。。。と思い出しましたw