我が家の食事について
[最終更新日]2019/12/26
「娘の食事もシンプルライフ化」と重なるのですが、食事そのものについての考え方をここでは述べたいと思います。
「食事」は父子家庭がぶつかる最大の壁。
父子家庭において、最も厄介な問題は恐らく「食事」です。
僕含めて簡単な自炊はしたことあれど、毎日3食をしっかり食べてきた男性は少ないのではないでしょうか。
なので、父子家庭においてお父さんが頑張ってしまうのが「食事」であり、特に「夕食」です。
手の込んだ料理を頑張って作ったり、「必ず毎日○品目」といった自分ルールを課したりします。
父子家庭の料理ブログも人気ジャンルのようです。
僕も例に漏れず、最初は頑張りました。そしてすぐ諦めました。
- 料理の品目
- 栄養
- 色合い
- 味
- 食材の品目
等々、向き合わないといけない課題が多く、「そんな時間は無い」と判断をしたからです。
そこで我が家では「食事」を割り切りました。
家庭は栄養重視で食育はプロの料理で。
「食事は何の為にあるのか?」そこから食事を突き詰めていき、辿り着いたのがこれ。
- 食事は栄養補給である。
- 日本の食卓は飽食。
- 日本の食事は豪華だが栄養はか細い。
- 「食育」は日常のコミュニケーション不足が前提のお話。
- 今欠けてはならないのは「栄養」である。
- 見た目やら品目の「食育」はプロの味と料理に任せる。
割り切る上で最も気になったのが「食育」という言葉。
日本でやたら流行っています。
ですが、色々見ているうちに「食事は家族のコミュニケーションの場」なんて言葉が最も出現頻度が高い事に気付くと「食後の方が余程コミュニケーションの場になる」と思い、一人納得w
そもそも、「口に食べ物が入ってる時は喋らない」と怒られるのに、どうやって食事中にコミュニケーションを取るんだ?というのが昔からの疑問の1つでもあったので、段々と「食育」って何か変だなぁ、、、と考え出す始末。
とにもかくにも、栄養不足だけは絶対にさせないと決め、後は効率重視の内容に絞り込みました。
具体的な内容
実際に導入したベース食はこんな感じです。 ○朝
- シリアル (グラノーラ)
- スペシャルドリンク
- ビタミングミ
- ビオフェルミン
※スペシャルドリンクの中身
- 低脂肪乳飲料(ビタミンD・鉄・葉酸+)
- ハチミツ(アルゼンチン)
- メープルシロップ(カナダ)
- 野菜禅食(45種だそうです)
- 穀物禅食(15種だそうです)
- 玄米胚芽
- ミロ
- ソイプロテイン(ザバス)
- 食物繊維(イヌリン)
完全にチャンポンです。
これをミキサーにかけてしまいます。糖分が少し気になりますが、白砂糖の類はミロだけです。飲んだ感じはミロ+黄な粉みたいなもの。
○昼
- 給食
○夜 (プレートディナー)
- 卵焼き
- チーズ
- 魚肉ソーセージ
- ナッツ
- ビタミングミ
- ビオフェルミン
- スペシャルドリンク
- 冷蔵庫にある食材で数品目 ← これで変化をつける。
嘘みたいな話ですが、1日の栄養所要量の2~2.5倍程度の摂取になります。
理屈の上では品目も30種はクリアーしています。(粉末食品のお陰・・・)
大きな変化の無い食事ではありますが、よくよく考えてみると、僕が今までに暮らしてきた国は、日本以外はどこも「食事は毎度、同じパターン」だったので、日本がおかしいんじゃないの?と今は思っています。
栄養面で考えてもイマイチだし。
でも、ここに至るまで1ヵ月以上の期間を栄養学に注ぎ込みました。
結果としてこの形に落ち着いた食事ですが、適当にネットで調べた辿り着いた訳ではないです。
一ヶ月間、自分が納得するまでとことん勉強しました。
- 食事とは何ぞや?
- 栄養とは何ぞや?
- ビタミンとは?ミネラルとは?
- 三大栄養素とは?
- カロリーとは?
- 代謝とは?
- 子供の成長とは?
- 虫歯とは?
- 野菜の栄養価は?
- ハチミツの産地と国別事情について
- 残留農薬の問題
- サプリの国別事情
最初は栄養学を齧るだけのつもりが、最終的に生理学やら産業構造やらの話まで知りたくなり、調べて調べて、最も「安全で」「効率的に」「継続して」栄養を摂取するにはこの形がベストだ!と「現時点で」至っているのが上記の内容です。
勿論、適宜改良されていくと思います。
自分の中に「?」が無くなるまで調べた結果の形なので、それなりに自負はあります。
他のご家庭からは
- 食材が見えないから。。。。
- 目から入る食育が欠けている。。。
- 一緒に調理してこその。。。。。
といったご意見を良く貰うのですが、そこは捨てています。
そこの部分はレストランや料亭、市場などの社会見学に一任です。
何一つ栄養が欠けない状態にする。
あわよくば薬理レベルまで持っていく。それが我が家の選択肢です。