我が家の生活方針
[最終更新日]2021/03/23
ひとり親になり、娘と過ごす時間を最大にしつつも収入の減少を最小限にする為に、生活において色々な変化を導入しました。
1.シンプルライフ
これ、本当にええで!
ひとり親になって半年後くらいに本格導入しました。
娘との時間を確保しつつ、仕事と生活を疎かにしない為には「無駄を省く」という事が必須だったからです。
「生活の断捨離」
これを本格的に導入することで父子家庭としてのリズムを作り上げました。大量の物を処分したのに全く生活に支障がでていません。やはり僕には必要なかったものだったみたいです。
ちなみに「断捨離」には3週間かかりました。
追記:20150328
「シンプルライフ=断捨離」と思われている方が多いみたいなのですが、本質的には少し違います。
僕のシンプルライフとは「生活をシンプルにする」という事であり、そのプロセスとして「生活に不要なものは処分する」という「断捨離」がやってきました。
あくまで断捨離は「後」の話です。
2.家事は娘が居ない時にする
父子家庭になりたての頃は、娘が自宅にいる時にも掃除・洗濯等の家事をしていましたが、それを止めました。
娘がいなくてもできる事は全て「居ない時にする」という簡単なルールを設定したのです。娘と一緒にいる時は「娘と一緒でないとできない事」を楽しんでいます。
追記:20150913
「子供の前での家事を解禁した。」で書いた通り、解禁しました。
娘がお手伝いをしたがるようになり、こういった行動を通して家事を覚えていくのかなと思ったので。
娘のお手伝いはとても雑で非効率的で全くはかどりません。むしろ手間隙が余計にかかります。でも、娘が飽きるまでは自由にさせるつもりです。
3.娘と一緒の時は娘の所有物となる
0歳の時から育児をしていると、乳幼児~幼児の成長を肌で感じ取れる他、色んな事に気付きます。
その1つが「子供の世界は親が全て」に近いということ。
これは子供の人間関係が広がっても変わりません。むしろ親が一層「特別」になる気がします。娘は友達や他のママに父親を紹介したがり、自慢したがり、何をしたかを一生懸命報告したりしてくれます。
それを「ながら」や「ついで」で聞いたりしていると、とても悲しそうな顔になったり、大きな声で注意を引こうとしたりと大忙しです。
友達と遊んでいる時、1人で遊んでいる時、どちらにしても頻繁に振り返っては親の目線を確認をするのが子供です。その時にしっかりと見守っている事が本当に大切だと育児を通して気付きました。
なので、娘と一緒にいる時は僕は完全に娘の「所有物」です。
4.スマホは家に持ち込まない
これも良かったと思う
僕は元々ガラケー派だったのですが、白ROMのスマホを1つ持っていました。これはとても便利です。ただ、大人にとっては便利なのですが、娘にとっては「パパを横取りする悪者」にしかならないと思い知りました。
結果、僕はスマホを家に持ち込まない事にしました。
5.お金より健康を優先する
これはひとり親の最低限の責任だと思います。
目先のお金より子供が自立するまでの健康を維持する事。 僕達ひとり親は身体を壊したらもう「The End」です。綱渡りの生活のあらゆる部分に歪が生まれます。
そうならない為にも、健康には人一倍気を配ることが必要です。ひとり親生活において、自由に風邪を引いて良いのは「子供」だけです。
なので、僕の場合は「運動習慣」と「食生活」を徹底的に見直しました。お陰でひとり親になってから体重は-10kg、体脂肪は-15%という嬉しい結果に繋がりましたw。
ライザップに行かなくても変われるんです!!
6.できない事は無理しない。(特に料理)
僕も最初は頑張りました。
父子家庭ブログでもお弁当ブログ系が多かったので、僕も頑張らねばと一生懸命になっていました。
ですが、人間には得手不得手があります。
僕は「手の込んだ料理」より「栄養をしっかり」という方針に切り替えました。子供に必要な栄養素は何か。それを効率的に摂取するには何がベストか。更には子供に沢山の食材に触れてもらうにはどうすれば良いか。
自分が料理が作れないという前提のもと、色んな方法を考えて効率化を図りました。
結果的に僕が娘に出すのは「夜のプレートディナー」のみ。朝ごはんは栄養たっぷりのスペシャルドリンクにお握りかパン、シリアル、ホットケーキです。※昼食は保育園。
賛否が分かれると思いますが、栄養所要量で言えば毎日150%は満たしています。見た目より中身。それが僕の選択です。
7.保育園後はTVはつけない
今までは食事中は止めておこう程度だったのですが、完全にTVはストップしています。
元々、娘がアンパンマンやお猿のジョージ好きだったので「hulu」を見たりしていたのですが、最近は遊ぶ方が楽しいみたいで、特にTVを意識する事もなくなりました。
TVは「無ければ無い方が良い」と思っていたので、いっそ生活から無くしてしまえというノリです。朝はニュース目的で僕が使っています。
考えてみると、保育園が始まってから娘のTV癖がなくなったので、娘がお猿のジョージやアンパンマンを見たがっていたのも僕がTVをよく見ていた影響だったのかなと反省しています。
8.自宅にパソコンは置かない
これはシンプル生活を始めてすぐに取り掛かったものです。僕の仕事は半分は事務所が必要ですが、半分はパソコンがあれば何とでもなるものでもあります。
なので、娘が寝た時とか事務所に行くのが億劫な時などは自宅で仕事をしたりしていました。 便利そうですが、実は結構なデメリットがあります。
- 娘がいても、仕事がしたくてウズウズする。
- 段々と事務所に行くのが億劫になる。
- 仕事と生活の境界線が無くなる
これを「鉄の意志」で制御する事も可能だとは思いますが、無駄なストレスな気もします。なので、パソコンは自宅から撤去しました。僕の人生、パソコンは仕事だけの接点で十分です。後は全て娘との接点がいい。
結論:生活をシンプルにするとお金が掛からないし、健康になれる。
シンプルライフを導入し、スマホを手放し、健康を意識する。できない事は無理しない。そして娘と一緒の時間には娘が望む事を楽しむ。
たったこれだけの変化なのですが、結果的に
- 「物凄い節約になる」
- 「物凄く健康になる」
- 「娘が楽しそうだ」
という副産物がドッサリとやってきました。
自分でも運動して、娘とも外遊びを良くしているので二人とも就寝時間が早く、起床時間もまた早くなるので電気代も結構目に見えて下がるというw
我が家は他の家に比べるととても「アナログ」な家だと思いますが、何一つ不自由がありません。このまま田舎暮らしでもしたいくらいです。
>>次は「シンプルライフの導入」