0歳の育児はこれでいい。
[最終更新日]2017/07/30
ざっくり言うと
- ルーティン化して淡々とこなす。
- 常に笑顔で声を掛ける
- 手足は擦りまくれ!
- 大人の時間は捨てる。
ただ「ルーティン化」して淡々とこなす。
基本はこれ!!「ルーティン作業」として淡々とこなす。
本当にこれだけです。
0歳児の育児の「完成型」それはルーティンスタイル
- 赤ちゃんが泣く
- 理由を考える
- これかな?とアタリをつけて対処。
- 泣き止めば解決。
- 泣き止まない場合は別の理由を考える。
- 理由リストの消し込みをしていく。
- 泣き止めば解決。
※赤ちゃんが泣く理由は「こちら」にて。 これが0歳児赤ちゃんの「育児の基本」だと思ってください。
1日中これが繰り返される感じです。
この「保護者・養育者としての基本」をまずはこなしましょう。
でないと赤ちゃんが「安心できる場所と人」を認識できないまま育つ(欲求から泣くのではなく、不安で泣く事ばかりになる。)と僕は思います。
このルーチンを極めると、赤ちゃんが泣く回数は変わらずとも、「泣く時間」が驚異的に短くなります。
オムツだけの時などは、ものの数十秒で再びスヤスヤという場合も。
ママは他人と比較しがちみたいですが、パパだけは基本に忠実であってください。
子供との絶対的な信頼関係を結ぶのはこの「鼻と耳しかまともに利かない時期」が生涯で一番のタイミングだと思います。
赤ちゃんの目が見えはじめたとき、聞きなれた声、嗅ぎ慣れた匂い、触りなれた肌、心臓の鼓動など、目以外の部分から得た情報を総動員して「ああ、この人なんだ」と目で確認する訳です。
ひな鳥が卵から孵った瞬間みたいなものだと思います。
個人的にはこれ、子供の潜在意識に働きかける「ゴールデンタイム」だと思います。
淡々とこなす理由は「考える」工程を省く為。
乳幼児期の育児は「考える」という作業を最小限にした方が良いです。
赤ちゃんは一見すると「ちっちゃい人間」ですが、中身は完全に「真っ白な小動物」です。
その瞬間の感情が全てなので、理屈なんて通用しません。
難しい事を考え出すとアリ地獄にはまる可能性もありますので、止めたほうが良いです。
考えるのは「赤ちゃんが何故泣いているか?何故泣き止まないか」だけ。
後は無心。水の心です。明鏡止水。
それによって、赤ちゃんが泣く時間が減り、大人は使える時間が増える。
互いにメリットだけが残ります。
一番避けて欲しいのは
「あれもこれもやってるやん。何が望みなんや?何が不満なんや?」
という苛立ちを赤ちゃんに向けてしまう事です。
これは空気を読む達人の赤ちゃんはすぐに察して更に大泣きします。※赤ちゃんはエスパー並に鋭い。
赤ちゃんが泣き止まないのは、本当に単純な理由である事が殆どです。
泣き止まない赤ちゃんを責める前に、赤ちゃんのメッセージを読み取れない自分を見つめ直しましょう。
結構、「貴重な時間を削らんといて!」みたいな感覚を持っているケースが多いと思います。
そんな時は 「俺の人生、お前のもんや!」と本当に自分の時間を全て子供に捧げてしまうと楽です。
- 自分の時間が子育てで削られる。⇒ ストレスが溜まる
- 自分の時間は子育ての為にある。⇒ ストレスは溜まり難い
この差は大きいです。
ただ、一歩踏み出すにはそれなりに覚悟が必要になります。
赤ちゃんには常に笑顔で声を掛ける
生まれたときの赤ちゃんは目が殆ど見えていません。※赤ちゃんの視力
その代わり、「耳」と「鼻」は良く利くそうです。
これは本当かどうかは調べていません。
でも、経験則からいうと良く利いてるんじゃないかと思います。
僕が何故、生まれた時から「笑顔」「声掛け」「スキンシップ」を人5倍くらいしていたかというと
- いつ見えても良いように習慣化したかった。
- 耳は確かに聞こえているような気がしていた。
- できるなら24時間ベッタリしたかった。
- 温もりと安心感を感覚的に覚えてほしかった
という単純な理由からです。してて良かったと思います。
効果はわからないけど、手足は擦りまくれ!
これは絶対にした方が良いと思います。
赤ちゃんは生まれてから猛烈な勢いで成長をしています。
見た目の話だけでなく身体の内側の話です。
ただ、自分の足で行動できない新生児の間は、基本的には天井を見ているだけです。手足をバタバタさせながら。
僕はこれは非常に勿体無いと思います。
なので、暇さえあれば手足を擦っていました。
これは刺激を送ってあげる目的です。
ちなみに、何で手足かというと、単純に「掌」と「足の裏」は感覚器としては特殊で別格だからです。
手足は外から刺激を送ってあげるには最高の場所なのです。
大人の時間は捨てる。「赤ちゃんシフト」を組む。
これ、超重要だと思います。
0歳の子育てにおいて、一番厄介になるのは「日常生活とのジレンマ」だと思います。
僕達大人は「日常生活・社会生活」がありますが、赤ちゃんには全く関係がありません。
なので朝も夜も関係なくお腹が空けば泣きますし、満足しない限り泣き止みません。
そんな時に
- こんな夜中に勘弁してくれ
- 今、朝の4時だよ!頼むから寝かして。
- ミルク早く飲んで、少しでも出勤前に寝たいから。
- 今日は仕事で疲れてるから勘弁してよー
- 早くゲップして。というか少しくらい残っててもええから寝て。
といったような、正に「俗事」な事情を赤ちゃんの世話に持ち込んでしまうとストレスはあっという間に溜まります。
なので、家の中は「赤ちゃん」を中心にして回してしまいましょう。
「赤ちゃんシフト」を組む。それが一番楽です。
赤ちゃんが起きている間は「自分は赤ちゃんの召使い」であると。
自分の時間は全て子に捧げましょう。
子育ては本来そういうものだと思います。
僕は「時間は子供に捧げ、隙間時間は全て睡眠」で凌ぐ。僕はこれで耐えました。
- 仕事
- 育児
- 隙間時間の睡眠
これで24時間が埋まりました。
赤ちゃんが寝たら一緒に寝るのは基本。
これは鉄則だと考えて良いと思います。
子育て中の夫婦、それもひとり目の場合は「子供が寝たら大人の時間」と設定して、その時間目掛けて「必死に子供を寝かそう」とするケースが結構あります。
そうなると「赤ちゃんの寝つきが悪い」ことがストレスになります。
「自分の時間がドンドン削られる」という感覚になるからです。
なので、基本的には「赤ちゃんと一緒に寝る」ことで翌日の体力を養いましょう。
でないと勝ち目の無い消耗戦にまっしぐらです。
子供が寝たら、即座に一緒に寝る。そして体力回復に努める。
これが0歳育児の鉄則だと僕は思います。
【結論】:0歳児の子育ては睡眠不足との闘いが全て。特に最初の3ヶ月くらい。
僕が0歳児の育児を通した感じた事。
それは「2時間おきのミルク」がとにかくキツかったという事でした。
何せ仕事や研修があったので、 毎日の睡眠時間は最長でも3時間くらい。
寝つきの良い子は朝まで寝るらしいですが、娘はしっかり2時間おきに起きてくれました。
作業自体はルーティンなので淡々とこなせるのですが、その後の仕事は本当にキツかったです。。。。
正直、もう一度やれと言われると無理かも。。。
ちなみに、一部のお父さんが苦手とするオムツ替えや沐浴。
これは「慣れ」です。
経験を積めば「日常の一コマ」となるので問題無いと思います。